香港ミシュラン、星付きレストランは星の数ほどですが……

香港には、せまい土地柄にもかかわらず、ミシュラン星付きのレストランがたくさんあります。個人的には、星の評価に首をかしげることも多い香港ミシュランですが、星付きの店には、とりあえず一度はありがたく入ってみることにしています。今回は、ミシュラン1ツ星の老舗粥麺専家(専門店)、「何洪記(ホー・ホン・ゲイ)」エアポート店に入ってみました! 星乱発気味の香港ミシュラン、こちらはどうだろうと思っていましたが、1ツ星は納得のおいしさでしたよ。

香港国際空港で老舗の味。ミシュラン一ツ星粥麺専家の「何洪記」がおすすめ 香港国際空港で老舗の味。ミシュラン一ツ星粥麺専家の「何洪記」がおすすめ

老舗の味は、空港で味わうのが正解かも?

何洪記は、創業1946年という老舗店。お粥と麺類の小さな専門店からスタートし、今では銅鑼湾(コーズウェイベイ)のショッピングモール「ハイサンプレイス」の中に、ゴージャスな店舗を構えています。以前よりちょっと敷居が高くなった感じがしますが、オールドファンの皆さんもご心配なく。2015年12月から、香港国際空港の到着ホール(レベル5)に、エアポート店がオープンしたのです。こちらは本店よりはるかにカジュアルなムード。ドアもなく、フードコートのような気軽さで立ち寄れますよ。

空港に着いたら直行する人、多数!

チャーハンやエビワンタン麺など、王道ものをいくつか注文してみました。ホールのスタッフは、テキパキとオーダーを受け、スピーディーにお客をさばいていきます。スープの滋味豊かな味は、化学調味料に荒らされた舌には新鮮に感じることでしょう。スープに味を“付ける”のではなく、スープの内側から“しみ出してくる”ような、乾物の力を感じるのです。香港到着早々、空港から一歩も出ずして「ああ、香港に来た!」と実感できる老舗の味わいです。また、ホールのマネージャーがとても気さくで感じがよく、日本語も少し話してくれて、さらに好感を持ちました。

お茶代は別料金ですよ!

私のように、香港に到着してから食事をするのに中心部まで出るのが待ちきれない人や、香港を去る間際にやっぱり本場の味で締めくくりたい人にはうってつけの、何洪記エアポート店。町中の店舗とちがう、空港という独特な雰囲気の中、周りのお客さんの幸せそうな表情に囲まれて、旅情も一緒に味わえますよ。最後に注意事項をひとつ。席に着くと、お茶代が一人3香港ドル(約45円)かかります。どんどんお代わりした方がお得ですよー!