香港は「食の都」の異名に偽りなし!

何度行っても飽きるということがない香港ですが、その魅力の中でも大きなウェイトを占めるのは、やっぱり“食”。「次の食事はどこで何を食べようかな」と考えるだけで幸せになってきます。短期旅行では便利な中心部にいることが多いでしょうが、食事のためにわざわざ郊外まで足を延ばすのも、ちょっとした冒険気分でいいものです。「わざわざ」といっても、狭い香港のことですからたいした苦労でもありません。新界の人気飲茶店「瑞記茶楼」へ行ってみませんか? 私は、つい先日に初めて訪問してみました!

この品数! どれを選んだらいいのか、迷いに迷う瞬間 この品数! どれを選んだらいいのか、迷いに迷う瞬間

ミニバス乗り場が見つかれば、あとは簡単

アクセスは単純ですが、バスへの乗り換えで少し迷うかもしれないので、先に説明しましょう。MTR筌湾(ツェンワン)駅から80番のミニバスに乗ります。このときに、筌湾駅のB1出口から出るようにしてください。歩道橋があるのでそこを渡り、渡り切ったら右側へ下ります。ごく細い路地があり、路地を抜けると、ミニバス乗り場に着きます。この筌湾駅のミニバス乗り場をなかなか見つけられず、駅でさんざん迷ってしまったという人が多いようです。バス乗り場さえ見つけられればもう大丈夫。80番の始発が筌湾駅、終点は瑞記茶楼のある「川龍村」です。

筆文字で大きく「川龍村」と書かれたミニバス 筆文字で大きく「川龍村」と書かれたミニバス

新界ののどかな風景を楽しんで行きましょう

緑の中をしばしのドライブ。香港名物、中心部の超高層ビル群とはお別れです。広い空ときれいな空気が待っています! 15〜20分くらいで、終点の川龍村に到着します。バス停で降りたら、「川龍村公所」と書かれた白い小さな建物の右脇にある階段を下っていきましょう。香港では郊外でしか見られない“一軒家の民家”が並ぶ下り坂を3分くらい歩くと、瑞記茶楼に着きます。バス停からはさほど迷うことなく行かれると思います。バスを降りた人たちは、皆ぞろぞろとこの階段と坂道を下りていくからです。

この建物が「川龍村公所」 この建物が「川龍村公所」

早起きして行きましょう(私は日本から深夜便で行きましたが!)

ここ何年かの間に、日本のテレビ番組などで幾度も紹介されている有名店ですから、さぞ日本人旅行者がいっぱいだろうと思いきや、私が行った時は一人もいませんでした。かなり朝早く行ったからでしょう。朝6時から午後2時までの営業ですが、売り切れ次第閉めてしまうそうなので、できるだけ早く行く方がいいですよ。すぐそばには「彩龍茶楼」もあり、瑞記茶楼と人気を二分しているようですね。体はひとつなので、今回は瑞記茶楼を選びました。

ここはまだ瑞記茶楼へ下る道の途中 ここはまだ瑞記茶楼へ下る道の途中

お茶も料理もセルフサービス形式です

瑞記茶楼は増築を繰り返しているのか、店内はなかなかに複雑な構造をしています。ちょっと迷路を探検するような感覚。朝早くから、たくさんの店員さんたちがきびきびと立ち働いています。ここは完全セルフサービスの飲茶店ですから、まずは好きな席を決めます。私はすがすがしい屋外の空気に触れたかったので、パラソルの並んだ1階のテラス席にしました。3階建てで、上階には鳥好きなお客さんが集っています。鳥たちの元気で美しい鳴き声が、食事の間じゅう、頭上から降り注ぎますよ。(後編に続く)

いくつもの看板が出ているので目立ちます いくつもの看板が出ているので目立ちます