今年のクリスマス、香港で過ごしてみます?

クリスマスシーズンが近づいてくると、「海外でクリスマスを過ごしてみたい!」と思う人も多くなるでしょう。イギリス統治の長かった香港でも、クリスマスは大いに盛り上がります。美しくてエネルギッシュなクリスマス・イルミネーション目当てに、今年も香港へ多くの人が旅立つことでしょう。ところで、12月25日のクリスマスの翌日は、日本では平日ですが香港は休日です。ご注意くださいね。

海外で過ごすクリスマス〜香港では休日となるクリスマス翌日の「ボクシング・デー」とは?〜 海外で過ごすクリスマス〜香港では休日となるクリスマス翌日の「ボクシング・デー」とは?〜

日本ではまったく無名な「ボクシング・デー」

さて、あなたは「ボクシング・デー」をご存知ですか? 知らないと「ボクシングの大きな試合でもある日なの?」と勘違いする人も多いようです。しかし「ボクシング」とは、スポーツのボクシングのことではありません。これは「ボックス」、つまり「箱」の意味です。「箱(box)を開ける日」という意味があるのですね。ではそれはいつでしょう? この日こそが、毎年のクリスマス翌日、12月26日なんです。

12月26日が休日となる東アジア唯一の場所、香港

クリスマスプレゼントの交換が困難な貧しい人々のために、教会が寄付を募り、クリスマス明けの26日にその人たちへプレゼントを配ったという、キリスト教の習慣がもともとの由来です。現在では、イギリス、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、ラトビア、チェコ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ケニア、香港、ナミビア、ベリーズで祝われ、休日となります。ちなみにアメリカには、ボクシング・デーはありません。イギリス連邦が中心ですね。香港とセットで見られがちなマカオにもありません。つまり、東アジア圏では唯一、香港だけがボクシング・デーの習慣を持つというわけですね。

そして「ボクシング・デー」はバーゲン開始の日!

ボクシング・デーのある国々では、クリスマス当日に仕事をしなければならなかった使用人は、この日にお休みをもらえます。リッチな香港マダムたちも、自分で家事をする日なんですね。また、クリスマスカードやプレゼントを届けるため働いた郵便配達人も休みます。そして旅行者にとっては忘れてはいけない、「デパートのバーゲンセールがスタートする日」! イルミネーションを見て楽しいクリスマスを過ごしたら、翌日はデパートへ繰り出しましょう。もちろんバーゲン目当てなのは地元っ子も一緒ですから、大混雑は覚悟で。自分だけの「ボクシング・デー(プレゼントを開ける日)」になりますように!