心配無用、ボートはたくさん停まっていました

西貢の船着き場からは、近くの離島へ渡る船がたくさん発着しています。離島の海水浴場目当ての海水浴客が長蛇の列を成している桟橋を尻目に、私と連れ(夫)はジオパークを海から見るツアーのボートを物色していきました。ホテルのフロントマンが言っていたように、小型の観光船はずらりと船着き場に並んでおり、それぞれ少しずつ設定料金が異なっていました。歩きながら比べてみると、コース(乗船時間)によって何種類かに分かれているようです。ボートはチャーターになっており、一人で乗っても、乗り合いなどで満席になっても同料金のようです。

絶景・香港ジオパークで原始の大自然の姿に感動……!(その2) 絶景・香港ジオパークで原始の大自然の姿に感動……!(その2)

チャーターなので乗客が多いほど得です

私が選んだかなり小さめのボートは、一艘14000円くらいでした。少し高いと思いましたが、行きたかったポイントをすべてまわってくれるし、ここに来るまでずっと心細い思いをしてきたから、乗船客が集まらなくても乗るつもりでいました。ちょうどそのとき、中国人男性二人組の旅行者がやってきたのです。「いっしょに乗りましょう!」と誘い、料金は一気に半額になりました。乗り合わせた彼らは真面目で親切な人たちで、ラッキーでした!

いくつもの絶景ポイントを通過!

出航するとすぐに、のどかな海の風景が広がります。そして15分ほど過ぎると、柱状節理が見える奇岩を有する島々が見えてきました。沖へ出れば海の水もきれいになるし、船頭さんの操舵テクニックもよくて最高のクルーズです。操舵テクを見せびらかすように、いくつもの細い自然の洞窟を器用にくぐりぬけていきます。トンネルを通過するたびに拍手。このクルーズの楽しさは天気にもそうとう影響されることでしょうが、この日はよく晴れていて、柱状節理はよりくっきりと影ができており、ドラマチックでした。

解説がわかればもっと風景を理解できた

一つだけ残念だったのは、船頭さんの言葉が理解できないことです。広東語なのかそれすらもわかりませんが、「あの岩はナントカという名前だよ」などと指差しながらこまめに教えてくれるのです。ジオパークの奇岩には、それぞれ名前がついています。「牛尾洲」「吊鐘洲」「火石洲」などなど。しかし言葉がわからないので、そのどれがどの岩なのか、なにがなにやら……しかし、ここだけは必ず見たいと思っていた岩だけは、ちゃんとわかりました!それは「破邊洲(ポーピンチャウ)」という、この奇岩ツアーでももっとも有名な景観を持つ岩です。(その3に続く)