1階か2階か? 美都餐室はどっちがおすすめ?

50年代の香港なんて、実際には知らないけれど、このお店にいるだけでレトロな雰囲気は十分すぎるほど伝わってきます。壁に貼られたメニューの猥雑な雰囲気が昔っぽい1階、緑の窓枠からこぼれる木漏れ日が落ち着く2階。どっちでくつろぎタイムを過ごすか、迷いに迷って2階にあがります。ああ、また2階に来てしまいました。ここ「美都餐室」は50年代の香港の雰囲気を伝える、伝説的老舗カフェです。ドリアや焼きそばも食べられるので、カフェという呼び方はあってませんが、地元の人たちから愛され続けているお店です。

友達と行くのもいいけど、ひとりで静かに過ごしたい人にもぴったり 友達と行くのもいいけど、ひとりで静かに過ごしたい人にもぴったり

つめつめ感でいっぱいの香港の意外なところ

美都餐室は、香港映画やドラマのロケが行われることもあり、日本人ファンも多いお店です。創業は1949年! 香港の繁華街、ネイザンロード沿いに植えられた樹木の緑と活気あふれる街を見たご主人がお店の名前を「美都」と決めたそうです。香港って、小さな土地にビルがひしめきあっていて、ギュウギュウです。実は、そんなビルの間に、小さいながらも木が植えられた公園があります。ほっとできる空間がちゃんと確保されています。美都餐室の2階の窓からもそんな公園が見えるんですよ。

美都餐室の2階でくつろぎタイム!

さあ、1年ぶりの美都餐室です。小さなタイル張りの壁や階段があいかわらずおしゃれです。同じタイルがなかったので、半端なタイルを集めて作ったそうですが、モザイク模様がとってもレトロ! 運よく2階の窓際の席が空いていました。テーブルや椅子の間は詰まっているのですが、緑の窓枠と高い天井のおかげでゆったりした雰囲気です。注文したのは「熱奶茶(ホットミルクティー)」と「奶油多士(バタートースト)」です。しっかり濃い味の熱奶茶は牛のロゴがかわいいカップで出てきます。これを飲まないと美都餐室に来たって気がしません。

ロケーション抜群の美都餐室とセットで行きたいあの場所

美都餐室(廟街63号)はMTRの油麻地駅と佐敦駅の間、油麻地駅寄りにあります。すぐそばには、香港の道具屋筋ともいえる上海街があります。路上に積み上げられた土鍋、せいろ、まな板などの厨房用品の中から掘り出しものを探すのが楽しいところです。上海街で買い物をした後、戦利品を持って、美都餐室でくつろぎタイムなんていかがですか? 雰囲気良し、味良し、ロケーション良し! 美都餐室は行くたびに好きになるお店です。いいね! 美都餐室!