旧暦4月8日の「饅頭祭り」へ行ってみませんか

香港には、年間を通じてローカルなお祭りがいろいろあります。九龍や香港島などの中心部ではなく、外国人に非常に人気のある、“離島のお祭り”に行ってみませんか? 毎年、旧暦の4月8日に行われる長洲島の「饅頭祭り(正式名称は太平清醮)」をご紹介しましょう。4月8日といえばお釈迦様の誕生日。香港各地で仏誕祭の行事が行われますが、この「饅頭祭り」はお釈迦様の生誕を祝うわけではなくて、無病息災と漁業の安全を祈願する意味があるそうですよ。

2016年世界のイベント〜大興奮! 香港、長洲島の伝統行事「饅頭祭り」〜 2016年世界のイベント〜大興奮! 香港、長洲島の伝統行事「饅頭祭り」〜

日程の詳細は香港政府観光局のサイトで!

旧暦に基づいているので、開催日は毎年変わります。2016年は、5月11〜15日頃です。メインのイベントは終盤に行われますが、毎年占いで開催日時を決めるそうなので、日が近づいたら香港政府観光局で確認しましょう。長洲島は、ふだんは静かな島ですが、饅頭祭りのときだけは、観光客であふれかえります。中環(セントラル)の埠頭からフェリーが出ており、高速フェリーなら片道25分で到着しますが、フェリー待ちも大行列。くれぐれも時間に余裕を持ち、暑さ対策(5月の香港は夏です!)と行列対策をきちんと計画していきましょう。

観光客に大人気の、子供のパレード

人気の高いイベントは2つあります。まずは日中に行われる、子供のパレードです。歴史上の人物や有名人の扮装をした子供が、まるで宙に浮いているような姿で次々とパレードしていきます。実は子供の足元や衣装の中に固定具が仕込まれ、細い骨組みに乗っているため、まるで浮かんでいるように見えるのです。かわいらしいですが、子供にとっては重労働でしょうね。

饅頭争奪レースは祭りのクライマックス

もうひとつは、「饅頭争奪レース」です。これは高さ18メートルほどの巨大な饅頭の塔をよじ登り、くくりつけられた饅頭をたくさん取った選手が勝ちという、なんとも物凄いレースなのです。選手には命綱がついているので転落の危険はありませんが、それでも壮大な饅頭の塔は大変な迫力。以前は本物の饅頭を使っていたそうですが、今は作り物に替えられています。饅頭の塔なので、選手が登るうちに踏みつけられ、ボロボロと落ちていくのがもったいないですからね。

島に宿泊するのも一案です

このレースは、パレードの日の夜中11時過ぎから始まるので、両方見たらかなりクタクタになること間違いなし。帰りのフェリーに乗り損ねるのも心配ですから、島に到着したときに帰りの最終便を確認しておく、もしくはいっそ島のホテルや民宿に泊まってしまいましょう。パレード終了後、夜中の饅頭争奪レースが始まるまでは時間があるので、時間をつぶすために一度ホテルに帰って休むのもおすすめです。来年の5月は、香港の島独特の熱気あふれるお祭りへ、行ってらっしゃい!