香港のプチ遠足体験に、行ってみよう!

中心部を少しでも離れれば、亜熱帯の豊かな自然ときれいな空気が待っている香港。都会も自然も、両方欲張りに楽しむにはもってこいの旅先です。今回は、日本のガイドブックや旅行情報サイトではまず取材されていない、新界の「カドーリ農場」を歩いてみましょう。食料自給率が1%といわれる香港に“農場”?! その全貌をご紹介します! ここは、香港の子供達や、日本人駐在員の子供達が遠足や理科見学で訪れる、とても充実した施設なんですよ。

カドーリ農場入り口 カドーリ農場入り口

アクセスの不便さも楽しむため、時間と心の余裕を持って!

カドーリ農場は、香港最高峰である大帽山(957m)の北側斜面に広がっています。中心部からはやや不便なところにありますから、時間がない人は迷わずタクシーでどうぞ。新界の風景をたっぷり堪能しながら向かいたい人は、まずMTR東鉄線の大埔墟(タイポーホイ)駅まで行きましょう。ここに来るまででもすでに、広々とした青空が広がる郊外の風景を楽しめます。この駅からさらにバスに乗って内陸へ向かいます。大埔墟と元朗(ユンロン)を結ぶKMB(九巴)バスの「64K」という番号のバスに乗りましょう。バスはだいたい、10〜15分おきに出発しており、カドーリ農場までの乗車時間は30〜40分くらいです。

大埔墟駅のバスターミナルは駅に直結しています 大埔墟駅のバスターミナルは駅に直結しています

園内ではたくさん歩きます。その準備も忘れずに

のどかな郊外の住宅地の風景から、徐々に車窓の緑が濃くなっていき、林の中のドライブを経て、「嘉道理農場」というバス停に到着。深呼吸したくなるようなすばらしい環境です。入場料は、大人30香港ドル(2016年現在、約420円)、5〜11歳の子供は15香港ドル(約210円)です。園内の地図をしっかり見て、どう回ろうかをだいたい決めておきましょう。というのも、カドーリ農場は面積が148ヘクタールもあり、広くて見どころが多い上に、山の斜面にあるためアップダウンがあるのです。予想より、見学には時間がかかると考えておきましょうね。(その2に続く)

爬虫類の展示も充実していますよ 爬虫類の展示も充実していますよ