新界へ向かうだけでも、心洗われます

香港中心部からマイポー(米埔)自然保護区へ行くには、主に2通りの方法があります。ひとつは、MTR西鉄線で元朗(ユンロン)駅まで行き、そこからマイポー方面へのバスで。もうひとつは、MTR東鉄線の上水(シェンシュイ)駅からタクシーという方法です。私は後者の方法でマイポーへ行き、マイポーからの帰りは、バスで元朗の町へ立ち寄ることにしました。どちらの方法でも、新界ののどかな風景を楽しめますよ。

上水駅で乗ったタクシーからの眺め 上水駅で乗ったタクシーからの眺め

自己判断はイケマセン。乗り越しはできません

後者の場合、注意しなければならないのは、「上水駅で降りる」ことです。路線図や地図で見ると、上水駅の先の「羅湖駅」または支線にある「落馬洲駅」という駅があります。これらの方がマイポーに近いため、ここまで乗ってもいいように思えますが、これらの駅は中国本土に入るための駅であり、駅の外には出られないのです。決して上水駅を乗り越さないようにしてください。上水駅からタクシーで15分ほどで、マイポー自然保護区の入り口に着きます。

ここが集合場所です ここが集合場所です

日本人の参加者はひとりもいませんでした

英語ガイドツアーに集まってきたのは、世界各国からの参加者の方々。ネパール、デンマーク、アメリカ、オーストラリアなどさまざまです。日本人は私以外にいませんでした。やはりまだまだ、このWWFのツアーは日本では有名になっていないようです。日本語パンフレットや鳥類の図鑑もないので、見つけた鳥の日本語名を知りたい人は電子辞書などがあるといいですね。私もスマホの辞書機能をフル活用して、少しでも鳥の名前を覚えようとがんばりました! 若い女性のツアーガイドさんに連れられて、いよいよ出発します。

集合場所で簡単なレクチャーを受けます 集合場所で簡単なレクチャーを受けます

暑さ対策は各自しっかりとしていきましょう

出発するときに、双眼鏡を貸してもらえます。私は自分の双眼鏡を持って行っていましたが、せっかく貸してくれたので、そのまま使わせてもらいました。この日は4月の初めでしたが、すでに気温は30度近くあり、春先の日本から来た身にはこたえました。必ず水を持参しましょうね。十数名の参加者は、ぞろぞろと連なって歩き、道々ガイドさんが「あの枝を見てください。あそこにいるのは何々という鳥です」と教えてくれます。見られる鳥は、サギ類やチドリ、シギ、絶滅の危機に瀕しているズグロカモメやクロツラヘラサギなどです。時には参加者の方がガイドさんよりも早く見つけて「あの鳥はなんですか?」と質問することもありましたよ。(その3に続く)

かわいらしいガイドさんですが、頼りになります かわいらしいガイドさんですが、頼りになります