左右どちらの席も、楽しみがあります

「文句なしに楽しい! 香港の『オープントップバスツアー』に参加してみました(前編)」の続きです。カオルーンホテルからいったんホンハム方面へ走り、ニューワールドミレニアムホテルでさらに乗客を拾います。この日はここで満席に。海沿いのサリスベリー・ロード(梳士巴利道)を往復するので、右側に座っても左側に座っても、平等にビクトリアハーバーの景色を堪能できます。ただし、香港は日本と同じ左側通行なので、左側に座った方が、より歩道の景色に近づきます。右側に座ると、対向車と近くなるという別の楽しみがありますね。

ネイザンロードは今も昔もカオルーンのメインロード ネイザンロードは今も昔もカオルーンのメインロード

ノリノリのガイドさんとドライバー、そして乗客!

サリスベリー・ロードでは、ガード下をくぐる箇所があります。ここで「皆さん、ジェットコースターは好きですか! これからジェットコースター気分を味わえますよ!」とガイドさんが言い、その声に合わせてバスがスピードをぐんと上げます。暗いので、スリルもひとしおなのです。このとき、帽子を被っている人はくれぐれも飛ばされないように! 友人はお気に入りの帽子が吹っ飛んでしまい、パニックになりましたよ(幸い、後部座席の奥に引っかかっていましたが)。

ジェットコースター状態の、帽子吹っ飛び現場はここ! ジェットコースター状態の、帽子吹っ飛び現場はここ!

カオルーンの繁華街を一望できます

ネイザンロードを北上し、男人街をバスから眺め、モンコックの女人街まで来ます。女人街を歩きたい人はここで解散。集合場所のカオルーンホテルまで戻る人は、そのまま乗り続けます。途中でバスをストップさせて、記念撮影タイム。ガイドさんがグループごとに(本人たちのスマホなどで)撮影してくれます。参加者同士で撮り合ったり、風景を撮ったりする時間も十分あります。1時間で3000円は安くないので、そう何度も参加するものではないでしょうが、初めての香港旅行や初心に帰る旅をする人にはぴったりだと思いました。

ここでしばらくバスが停車し、撮影タイムに ここでしばらくバスが停車し、撮影タイムに

迷わず乗るべし!

さて、古くからの香港名物である「歩道に張り出した巨大看板」は、ここ数年、減少傾向にあります。香港は台風が激しい地域なので、看板が飛ばされて被害が出るためだそうです。今も巨大看板はありますが、新しく設置することは禁じられているんですよ。その代わり、ビルに貼り付けるタイプの超大型看板が増えてきました。オープントップバスの目玉は、巨大看板すれすれに通り抜けていくスリリングな乗車体験でした。しかし、ひょっとするとあと10年先には、名物看板の風景も様変わりしているかもしれませんね。オープントップバスに興味が湧いたら、迷わず今、乗ってみてください!

下町の風情も感じられます 下町の風情も感じられます