客室内はシックに、バスルームはムーディーに

香港のホテル・アイコン、前編からの続きです。このホテルの客室は、シンプルで落ち着いたデザイン。余計な装飾品は一切ないため、とてもスッキリしています。しかしバスルームだけは曲線を多用したデザインで、少しだけセクシーなムードです。シャワーブースとバスタブはちょっと離れていて、その不便さが非日常的で私は好きです(使いづらいという人もいますね)。床がラグビーボール型をしたシャワーブースには、ドアがありません! ガラスの仕切りが半分ついているだけですが、水は意外と外に飛び散りません。アメニティーはさわやかな香り。ゆったりしたバスタイムになりますよ。

木材の使い方が印象的なロビー 木材の使い方が印象的なロビー

「シンフォニー・オブ・ライツ」の香港コロシアムは必見

「シティ&ハーバールーム」からは、ホンハムのビル群とビクトリア・ハーバーを見渡せます。海の眺めは、チムサーチョイの一等地に建つホテルよりは劣りますが、その代わりにこのホテルが特等席になる時間帯があるんですよ! それは、ビクトリア・ハーバーで毎晩開催されている「シンフォニー・オブ・ライツ」のショータイム。沿岸のビルが8時からいっせいにレーザーやサーチライトを夜空に放つ、光のショーです。これに、ホテルのすぐそばに建つ「香港コロシアム」も参加しています。この香港コロシアムのライトアップの派手なこと! お部屋の窓から、七変化する香港コロシアムのライトアップを堪能できるのです。

隙なくオシャレ、しかもフレンドリーな雰囲気

冷蔵庫内のドリンクやお菓子はすべてフリー。ミネラルウォーターのボトルはしゃれたデザインで、私は思わずこのボトルをお土産にしました。一番安価な部屋でさえこれほどオシャレなのですから、ヴィヴィアン・タムが特別にデザインしたというデザイナー・スウィートは一体どれほどオシャレなんでしょうか?! 屋外プールは少し小さいですがハーバーフロントで気持ちがよく、ジムはモダンで美しいインテリアにうっとり。あちこちで声をかけてくれるスタッフは皆きびきびとして感じがいいです。もちろん、ダイニングはどこもおいしくて、朝食から深夜までずっとホテルで食べたくなってしまいます!

すてきなホテルの楽しみ方は、自由自在です!

さて、こんないいことづくめのホテル・アイコンですが、なぜか大手ホテル予約サイトでは、大学の運営であることがほとんど記されていません。「学生が接客をするなんて」と抵抗感を持つ人もいるからでしょうか。しかし、その心配はご無用です。ここでは、接客にあたるのはすべてプロのホテルマン。学生は荷物を運んだり、エントランスでドアを開けたりといった下積みをしながら、先輩の仕事を間近で見て学んでいきます。制服がちがうので見分けがつきますよ。学生さんの微笑ましい様子を観察するのもよし、館内に散在するアートを探し歩くもよし(各部屋にアートの一覧表が置いてあります)、夜景を独り占めできる最上階の広東料理レストランで楽しむもよし。個性あるホテルで、個性的な滞在をしてくださいね!