仏陀が悟りを開いた、仏教の四大聖地のひとつブッダガヤ

インドの東部、ビハール州にあるブッダガヤは小さな小さな町ですが、仏陀が悟りを開いた地とされ、仏教徒にとって最も重要な聖地のひとつです。町の中心にあるマハーボディ寺院(大菩提寺)は世界遺産に登録されており、そこには仏陀がその下で49日間の瞑想に入り、そして悟りを開いたという菩提樹の三代目が枝を広げています。この小さな静かな町には各国からの巡礼が後を絶たず、また各国の仏教寺院が建てられています。いくつかのお寺では宿坊に泊まることも可能です。

仏陀が悟りを開いた地ブッダガヤで、あなたも座禅を組んでみませんか? 仏陀が悟りを開いた地ブッダガヤで、あなたも座禅を組んでみませんか?

ブッダガヤにある印度山日本寺

ブッダガヤにはとても立派な日本寺があります。そこはインドなのに、広い敷地に一歩入ったら静謐な日本の空気が漂っています。本堂はまさに日本のお寺で、敷地内には鐘つき堂や図書館もあり、図書館では仏教について学ぶことができます。私が滞在していた大晦日には、多くのインド人家族が除夜の鐘をつきに訪れていました。お庭では年越し蕎麦がふるまわれ、お堂ではお坊様が大晦日から新年のお勤めをし、多くの日本人や外国人旅行者が参加していました。

日本寺で座禅を組む

日本寺では朝と夕方の一日二回、お経のお勤めと座禅と瞑想の時間があります。30分ほどお経を唱えたあと、座禅の時間は15分くらいでしょうか。参加は無料で予約も要りません。住職さんが最初に座禅の組み方を丁寧に教えてくれます。私が滞在したのは年末年始だったので、朝のお勤めはまだ暗いうちに宿を出ねばならず、寒かったので、そのために起きるのには気合が必要でした。それでも、朝のお勤めと座禅を終えると、脳までしっかり酸素が回ったような気分になり、また、夕方のお勤めで一日を穏やかに終えられた気がします。

菩提樹のそばで座禅を組む

マハーボディ寺院の菩提樹は保護のために柵で囲まれていて、その真下に座ることはできません。でも、四方に広げられたその枝の下に座って目を閉じていると、時折吹く風も心地よく、心が静まっていくような気がします。なにしろ2500年前にここでお釈迦様が悟りを開いたのですから、そこで同じように瞑想できるなんて、本当に稀有な体験といえるでしょう。インドを旅してインド人との丁々発止のやりとりに疲れたら、ブッダガヤで座禅修行をして穏やかな心を取り戻してください。