精神を統一し、鍛えていく座禅が注目されている。

あぐらよりもさらに脚をガッチリと組み、背筋をピンと伸ばし、手を軽く組み、目を閉じる…座禅をしている…座禅をしている姿はとても高尚な印象ですよね。そもそも座禅とは“禅”の修行方法の基礎であり、座った状態で精神を統一していくものです。その目的は宗派によって様々ですが、自分と向き合い、精神を統一して鍛えていくという方向性は同じです。実はこの座禅が今世界的に注目されていることをご存知でしょうか?

心が洗われる、座禅のすすめ。 心が洗われる、座禅のすすめ。

やるなら本場でやりたい!という方のために。

日本でも各お寺で座禅会が定例で開催されたり、朝活の一環で朝座禅を組んでから会社へ出社したりと、老若男女を問わず話題を呼んでいます。けれど「せっかくやるなら本気でやりたい!」「禅や仏教の生まれた場所で精神統一をしたい!」というストイックな考えをお持ちの方のために、インドでできる座禅についてご紹介しましょう。ちなみに禅は、南インド出身の達磨(ダルマ)が中国にある教えを持ち込んで成立させたといわれています。日本ではかなり和風に描かれている達磨が実は南インド出身だったとはびっくりですよね。

インドのブッダガヤには“日本寺”がある。

仏教の聖地であるインドのブッダガヤというところに『印度山日本寺』というところがあります。その名の通り、日本寺がインドにあるのです。他にもネパールや中国の仏教寺もあるので、あちこち旅をしなくても各国の寺を見ることができる面白い場所なのです。その日本寺で座禅体験ができるので、ぜひ参加をしてみてください。予約・料金ともに不要なので意外と気軽に参加できます。宗派によって座禅の仕方が多少異なりますが、この日本寺では様々な宗派を受けいれているようです。

「無になろう」と思えば思うほど色々考えてしまう。

座禅を組んで「無になろう。私はこれからしばらく何も考えてはいけない」と思えば思うほど「昼飯はアレを食べたいな」「お土産は何を買おうかな」と余計なことを考えてしまうものです。その場合、最初は仕方がないとあきらめたほうが心も楽です。「無になりたい!」というのは無に対して執着をしている状態ですから、「無になること」をあきらめたほうが、執着が取り除かれて無になれるかもしれません。これこそ禅問答のようで難しく感じますが、まずはその場の雰囲気を味わったり楽しんだりすることから始めてみてはいかがでしょうか。