タージマハルの入場料が上がる。ホント?

2016年2月に何度目かのインドに行きましたが、その時、4月から観光地の入場料が上がるということを聞きました。それを聞いたのがタージマハルで有名な都市アグラで、しかも値段が上がるのもタージマハルだけしか聞かなかったので、内心「本当かなあ」と思っていました。僕が知っているだけでも、タージマハルの入場料が上がるのは何回目かです。正確なところは忘れましたが、1990年代に初めてタージマハルに行った時は、確か外国人の入場料は100ルピーぐらいだったと思います。日本円にして、当時のレートで300円ぐらいかなと思います。それでも、インドではずいぶん入場料は高い方でした。

これは値上げ前のデリーにあるプラーナキラーの料金表。インド人と外国人料金の差が… これは値上げ前のデリーにあるプラーナキラーの料金表。インド人と外国人料金の差が…

15年ほど前に一度大幅値上げがあった

それからインドも経済成長を続け、毎年1割以上は物価が上がっていきます。6年経てば、インドの物価はもう2倍です。15年前は80ルピーだった安宿も、今は240ルピー。レストランの食事は、15年で4〜5倍にはなっている感じです。さて、観光地の入場料も15年ほど前に大幅値上げしました。国の考古学局が管理する有料の見どころは、外国人の場合、100ルピー(約200円、現在のレートで)、世界遺産は250ルピー、タージマハルは例外で500ルピーというものです。まあ、それでも安いといえば安いんですが、インド人はだいたいその1/5の入場料なので、素直に喜べない料金ですよね。

観光地の料金値上げは決定。しかもインド全体で

さて今回、「2016年4月に久しぶりの料金改定」をするというインド考古学局からのお達しがありました。外国人料金は単純に2倍というものです。つまり普通の遺跡や博物館は200ルピー(約400円)、世界遺産は500ルピー(約1000円)、タージマハルは例外で750ルピー(約1500円)に。これは、今まで「インドは安い!」と思っていた旅行者には、手痛いと思います。たとえば、デリーを例にとると、観光で行く世界遺産は3つ、レッドフォートとフマユーン廟、クトゥブミナールです。これらがすべて500ルピーに。その他の見どころのジャンタル・マンタル、プラーナキラーは200ルピーになりました。ちなみにインド人料金も上がりましたが、もともと安いので…。

一番高いタージマハルの入場料はいくら?

アグラの場合はもともと、入場の他にADAという考古学局に払う別料金が足されていました。これがタージマハルの場合、500ルピー。つまり4月からは入場料金500ルピーにこれが足されるので、外国人は入場に1000ルピー(約2000円)かかることになります。この観光地の入場料はインド全土なので、世界遺産のエローラ、アジャタの石窟、カジュラホの寺院の入場料金なども上がっています。ガイドブックに出ている料金が改定されるのはまだ先の話だと思うので、それまでにインドに行かれる方はご注意ください。