有名観光地の「外国人料金」とは?

仕事でない限り、海外旅行に行くと必ずといっていいほど行く有名観光地。ツアーなら入場料はたいてい旅行代金に含まれていますが、個人で行く場合はもちろんその場で入場料を払うので、国によってはこれがかなりの出費になります。それがもともと物価が高い欧米諸国なら納得するのですが、釈然としないのが物価の安い国(おもに欧米圏以外)に存在する「外国人料金」です。

外国人料金って知っていますか? 意外と知られていない現地の人との入場料金の価格差 外国人料金って知っていますか? 意外と知られていない現地の人との入場料金の価格差

現地の人の数倍の入場料

「外国人料金」といってもいろいろありますが、ここでは「公営の観光地の入場料」に限定して考えてみましょう。これは民間ではなく、国家やそれに準じる団体が定めたものなので国策だと思っていいでしょう。たいていチケット売り場では、地元料金がわれわれには読めない現地文字で書かれ、そのそばに英語で「FOREIGNER US$***」などと書かれています。その価格差は数倍から数十倍! いろいろその国の事情はあるのでしょうが、物価や所得の差以上のこともあり、納得できないことも多いのです。

タイの外国人料金

観光大国でもあり、とくに「貧しい国」という感じもないタイですが、外国人からはしっかり外国人料金をいただいて(笑)います。たとえばバンコク最大の観光スポットであるワット・プラケオは、タイ人は無料ですが外国人は(博物館のチケットが付きますが)500バーツ(約1500円)。アユタヤーの各寺院の外国人料金はだいたい50バーツ(約150円)ですが、タイ人は10バーツ(約30円)、国立公園の入園料は外国人200バーツ(約600円)。国立公園の外国人料金は、数年前に400バーツに値上げされたことがありましたが、評判が悪くまもなく元の200バーツに戻されました。タイ人は50バーツ(約150円)程度です。しかしまた値上げの予定があるようです。

インドの外国人料金

さて他の国ではどうでしょう。インドといえば、誰もが思い浮かべるタージ・マハルですが、外国人料金750ルピー(約1300円)に対し、インド人料金はたったの20ルピー(約35円)! 30倍以上ですよね。インドではたいていの国立観光施設に外国人料金が設定してあり、国立博物館では外国人料金がたいてい100〜300ルピー(170〜510円)。ちなみにインド人はたったの2ルピー(約3.5円)。だからチケット売り場で100ルピー札を支払うと、それを見ていた周りのインド人がどよめいたりする時があります(笑) 今回は、タイとインドの外国人料金だけでしたが、また気づいたことがあったら、他の国の事情も紹介しますね。