どの入場ゲートから入るのがいい?

入場ゲートは東西と南の全部で3か所あります。そのうち、南門が一番町なかにあり、ゲストハウス街にも近くて便利なのですが、南門の開門時間は8時から17時までなので、朝一番では入れません。団体ツアーがよく利用するのは、大きな駐車場がある東門のほうです。ただし駐車場があるのは、東門から1.2km離れたチケット売り場の隣。ここでチケットを買い、荷物をクロークに預けて、無料の電動カートに乗って東門の120m手前まで行きます。そこからようやく入場です。西門のチケット売り場は、西門の西50mと近くていいのですが、周辺道路までの800mほどは自動車の乗り入れが禁止されているので、やはり10分ほど歩くことになます。

世界遺産のタージマハルはどうやって観光する? 私が徹底ガイド致しましょう! その2 世界遺産のタージマハルはどうやって観光する? 私が徹底ガイド致しましょう! その2

持ち物チェックがあるので注意!

入場には持ち込み禁止のものがあります(食べ物など)。入場時にカバンの中のもののチェックがあり、そこで「これを預けてこい」などと言われると、チケット売り場のクロークまで戻らなければならず、かなり面倒です。私は仕方なくアメを捨てたことがあります。タージマハルが一番美しいのは、やはり正面。手前に真っすぐのびた池に「逆さタージ」が映り込む、あの姿ですね。できれば写真を撮る時には、人がたくさん映り込んでいないほうがいいでしょう。そのためにも朝の開場と同時に入り、しっかり正面を確保しましょう。

タージマハルの正門にまず注目

タージマハルの正門は、南の立派な大楼門(ダルワザ)です。高さ30m、白大理石のタージとは対照的な赤砂岩で造られ、門の内側には大きなアーチを持つ空間のイーワーンがありますが、これはイランでよく見られる建築様式です。装飾的に小さなチャトリ(小亭)が門の上に付いています。この正門からタージマハルまでは、細長い池を挟んだ通路がのび、その両脇には4つに区画された四分庭園が4つ並んでいます。

ペルシャから伝わった庭園様式

このような四分庭園は「チャールバーグ」といい、これもペルシャ(イラン)から伝わった手法です。それまでインドには、こうした「庭園の奥にメインの建築物がある」という建物はありませんでした。デリーにあるフマユーン廟もチャールバーグ内に廟がありますが、建物はチャールバーグの中心にあります。つまり四方のどの門から入場しても同じ景色が目に入りますが、タージマハルでは正門から入場した時に、正面の建物の美しさがさらに引き立つように、手前に庭園を持って来ているのです。こんなところに、タージマハルが美しく見える工夫があるのですね。(その3へ続く)