自分が納得して払えれば、それが適正価格

「タージマハル訪問」その4からの続きです。こうして、タージマハルでガイドを頼んだことで、私と友人はとても楽しく実りある時間を過ごせました。政府公認ガイドというのが本当なのかは分からずじまいですが、確認する手段もありませんね。こういうことは、究極的には自分が気持ちよくお金を出せるかどうかだと思います。ムハンマドくんには、最初に提示された規定額に少しチップを上乗せして渡しました。あっさりと爽やかに人混みに消えていく彼を見ながら、旅行者の間でしばしば言われる「ガイドなんて全部悪い奴」と決めつける考えは、間違っていると思いました。しかし、これも出会い次第です。ガイドとの相性が悪ければ、不愉快な思い出となるでしょう。話しかけてきた人間が、いい感じか悪そうか、自分と合いそうか、瞬時に判断するしかありませんね。

美しい通路の先はトイレ。ちゃんと清掃されています 美しい通路の先はトイレ。ちゃんと清掃されています

笑顔で別れられればすべて良し!

さて、オートリキシャのドライバーとの待ち合わせ場所に戻ると、待っていたドライバーに「悪い奴に会わなかったか?」と聞かれました。「大丈夫。誰とも話さなかったよ。」と答えましたが。このあとアグラ城も見て、余った時間はアクセサリーのショップを探して案内してくれました。最後に、少しチップをプラスして払うと、「たったこれだけか! ケチだなあ、もう少し上乗せしてくれよ!」と笑われました。「わかったわかった、もうちょっとね。」と、またほんの少し上乗せし、最後に記念写真を撮って、ドライバーとも気持ちよく別れました。

ランチはドライバー推奨の「マヤレストラン」。美味!! ランチはドライバー推奨の「マヤレストラン」。美味!!

以前より格段に旅がしやすくなったインド

結局のところ、“気を付けなければいけないところ”と長年恐れをなしてきた私の初アグラ体験は、不愉快な思いをすることがまったくなく、至ってスムースに運んだのです。それは、インド政府や州政府が観光事業に本腰で力を入れ始めたことも大きいと思います。昔よりも明らかに、外国人旅行者が観光しやすくなっていることを実感しました。また、自分の“年の功”によるところもあると思います。若い頃なら、もっとびくびくして周りを疑い、何かと腹を立てたりショックを受けたりしたことでしょう。今はなんでも笑顔で、インド人との交渉を進めることができます。

アグラ城からタージマハルを眺め、また感動を新たに アグラ城からタージマハルを眺め、また感動を新たに

インドに呼ばれていると感じたら……行くしかありません!

旅先としてのインドは、まだハードな部分もありますが、最後に頼れるのはいつだって自分です。ほとんどのインド人は、ハートの温かい、真面目な人たちです。世界有数の美しい建築タージマハルを見に、ぜひアグラへ行ってみてください。ガイドやドライバーとのやりとりも含め、きっと格別の思い出となることでしょう!

週末はこの人出! がんばりましょう! 週末はこの人出! がんばりましょう!