タージマハルの敷地内に入場しても、さらに別の列が…

「タージマハルの外国人料金」前編からの続きです。こうして無事タージマハルの敷地に入りましたが、中もものすごい混雑。とにかく人、人、人です。過去にタージマハルに7、8回は行っていますが、こんなに混んでいるのは初めてでした。時間を遅らした甲斐があって、天気は霧も晴れて青空が見えて申し分ないのですが…。手前にある四分庭園を抜けて、正面のタージマハル廟へ。白亜の大理石でできたあの印象的な建物は、庭園よりも一段高い場所に建てられています。その上に上がるのに、まだすごい長蛇の列が出来ています。しかしこの列ができているのは向かって右側にあるインド人料金のチケットを持つ人の列で、左側にある外国人料金の入口は誰も並んでいません。その入口からまれにインド人も入っています。これはインド人も同じ料金を払えば、ここから入場できるとのことでした。金持ちの家族連れはそうしていました。

手前の列が、後方の段を上がったタージマハルの前を横切る列まで続く… 手前の列が、後方の段を上がったタージマハルの前を横切る列まで続く…

廟の入口に到着。しかしそこにも第3の長蛇の列が…

さあ、優先の別階段を上ってタージマハルの廟の入口へ。ところが、タージの建物の入口にも長い列が出来ているではありませんか。そうです。この列はタージの建物を一周して階段下に降り、廟に上るチケットチェック所、そして庭園に続いていた長蛇の列に続いているのです。いやー、どうしたらいいんだと思いましたが、ここでも外国人料金のチケットを持っている人は、列を横目に廟の入口まで直進です。入口には係員がいて、再入場できないようにチケットをチェックしていますが、そこで外国人チケットを見せると、列に並ぶ人を遮って中に入れてくれました! 列はトータルで1キロ近くありました…。

廟内も人でいっぱい。ゆっくり見る雰囲気では…

廟の中央には、ムガル帝国第五代皇帝のシャー・ジャハーンとその妃であるムムターズ・マハルの墓があります。いつもならゆっくり見られるのですが、もう墓の周りを二重に人の列が取り巻き、係員から「立ち止まるな!」の声が。また、廟内の写真撮影は禁止なのですが、いつものように写真を撮ろうとする人が多く、しょっちゅう注意の笛が吹かれ、騒然としています。列に流されるまま墓を一周し、そのまま外に出てきました。これで見なければならないものは見たので、ようやくゆっくりと観光ができる態勢に。あらためて入場待ちの人々の列を見ると、その長さとスピードからして、並んでも中に入れるのは数時間後と思いました。「外国人料金が高い」と最初に文句を書きましたが、このころには「そのくらいなら支払うから、優先レーンで良かった」と、外国人料金チケットのありがたみを感じていました。

インドの有名観光地では、外国人チケット窓口は別

さて、インドの他の場所ではどうなのでしょう。入場に際してのセキュリティーチェックは、多くの観光地で行っていますが、ここまでは混んでいません。ただし、入場券売り場が混んでいることはしょっちゅうです。そして割り込みが非常に多い。しかしたいてい外国人チケット窓口は別になっており、それほど混み合うことはありません。また、窓口がインド人と別になっていないところでも、列に並んでいたら、係員が手を振って一番前へ来いと行ってくれたことがありました。そんな訳で、インドの観光地で入場が非常に混んでいる場合、せっかく高い外国人料金を払っているので、それをうまく活かしましょう。