安いが、その分きつい州営バス

普通の州営バスは席が2人がけと3人がけに分かれています。3人がけの方は、混んでいると4人座ることもざらです。席はベンチシートで、背の部分は大して傾斜しておらず、あまり長距離だと疲れます。窓はたいてい開けっ放しなので、砂ボコリもガンガン入ってきます。当然、エアコンはありません。また、荷物を入れる上の棚はたいていいっぱいなので、大きな荷物の場合はヒザに抱えるか、通路に置くしかありません。遠くに置いておくと、盗難の危険性もあります。バス代はたいてい乗車してから車掌に払いますが、時として10ルピー以下の細かいお釣りがないところもあります。

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本数は少ないが州営のデラックスバスが

こうしたバスは1〜2時間ほど離れたそこそこの都市間だと15分おきぐにい頻発しています。2〜3時間ほど離れたところだと1時間おきぐらいでしょうか。それ以上だと1日数本になるので、最寄りの都市へ移動して乗り換えるほうがもっと早く着きます。また、本数は少ないながらも、州営のデラックスバスもあります。これはベンチシートではなく、各席が2×2に分かれていてリクライニングもでき、荷物も車体の脇に収納。料金は普通バスの倍ぐらいですが(それでも2時間乗って約200円)、途中で客も拾わず飛ばして行くので、早く着きますよ。先日、地方都市からバンガロールへ行くのに利用しましたが、空いていてとても楽でした。

楽をするなら私営のバス

しかしバス旅で楽をするなら、私営のバス会社を利用した方が良いでしょう。インドの都市間は多くの私営の会社がバスを走らしており、こちらは車体は良いし、またシートも快適。5、6時間かかるなら、こちらの利用がおすすめです。夜行バスが充実していますが、もちろん昼間のバスもあります。「デラックス」「スーパーデラックス」「スーパースーパーデラックス」などの種類がありますが、内容は値段にほぼ比例しています。ただ、旅行会社の中には高いお金を取って安いバスのチケットを渡す場合があり、ホテルなどで評判の良いバス会社を聞いておくと良いでしょう。夜行でおすすめは、横になって寝られる寝台バスです。