全線開通したベンガルールのメトロ「パープルライン」

2016年4月、それまで部分開通だったベンガルールのメトロ、パープルラインが全線開通しました。ベンガルールは南インド有数の大都市で、カルナータカ州の州都です。2006年までは英国風の「バンガロール」と呼ばれていましたが、改名。2000年代以降は、インドのITやハイテク産業の中心地として栄えます。しかし人口が急激に増えたため市内交通がパンク状態になり、渋滞回避のために市内中心部と郊外を結ぶメトロが計画されます。「メトロ」と言っても日本のように全部が地下鉄ではなく、市内中心部のみが地下、あとは高架鉄道になっています。東西を結ぶパープルライン、南北を結ぶグリーンラインが、市内交通の中心とも言えるバスステーションの地下で交差するという路線構成になっています。

メトロの構内。出来たばかりで、まだきれいだ メトロの構内。出来たばかりで、まだきれいだ

都市の名前は変わったが、メトロの名前はまだバンガロール

2018年3月、ベンガルールを訪れた私は、早速この「バンガロール・メトロ」に乗ってみることにしました。町の名前はベンガルールに改名されましたが、メトロ名は建設企画がされた当初のままでややこしいです。チケットの買い方や、乗り方、車内の様子などは、別記事「パープルラインが全線開通したベンガルールのメトロ」に詳しく書いているので、そちらをご覧ください。今回は、メトロと他の交通機関である鉄道、長距離バスの連絡がどうなっているかを中心に書いてみます。他の都市からベンガルールに到着した場合、飛行機を除けば鉄道かバスになります。

鉄道駅とつながる「シティ駅」で下車してみる

まず、私はパープルラインで「MGロード」駅から、5駅目の「シティ鉄道駅 City Railway Station」まで乗ってみることにしました。バンガロール・シティ駅(ここも駅名はベンガルールではなく「バンガロール」のまま)は、ベンガルールの陸の玄関口となる長距離鉄道の駅です。チェンナイやインドの大都市との間を結ぶ列車が発着する、ベンガルールのメイン駅です。しかし鉄道駅と連結しているはずの駅なのに、メトロを降りるとホームはがらんとしていて、降りる人もあまりいません。おかしいなと思いながら改札を出ました。(その2に続く)