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インドカレー/北と南で全く違う!? 話題の「南インド」料理とは(後編)


掲載日:2017/10/03 テーマ:グルメ 行き先: インド / デリー

タグ: おいしい たのしい グルメ スパイシー料理


北の「ターリー」、南の「ミールス」

デリーにある南インド料理専門店「サラヴァナ・バワン」のミールス。 デリーにある南インド料理専門店「サラヴァナ・バワン」のミールス。

「南インド料理」(前編)からの続きです。前回、「南インド料理」の特徴をご紹介しましたが、インドの北と南では「定食」の呼び名も異なります。北インドでは、「定食」のことを「ターリー」といい、その語源はお盆のような「大皿」を意味しているとか。大皿に数種のカレーと主食がバランスよく盛られるのが、北インドのターリー(定食)です。 しかし「定食」のことは南インドでは「ミールス」と呼び、伝統的なスタイルではバナナの葉っぱの上にお米や数種類のカレーが盛られて出てきます。また、食後に飲みたいインドの飲み物といえば、ミルクで煮出した甘い「チャイ」を思い浮かべる人が多いかと思いますが、実はこちらは北インドの飲み物。あまり知られていませんが、南インドはコーヒー豆の生産量世界6位という、コーヒーの産地なんです。南インドでは日常的にミルクと砂糖がたっぷり入った甘いコーヒーがよく飲まれています。

北インド人にとっての南インド料理は、まるで異国の料理?!

ここまで違う「北」と「南」。それもそのはず、日本の面積の約9倍、世界第2位の人口を誇る大国インドは、全体がヨーロッパ、各州がそのひとつひとつの国々にたとえられるように、多様な言語や人種、食文化があります。そのため使用するスパイスや食材、主食まで異なる南インド料理は、北インド人にとってはまるで外国料理と言っても過言ではありません。筆者がかつてデリー在住の頃、こんなエピソードがありました。南インドのバンガロールで過ごしたことがある私は、ときどき無性に南インド料理を食べたくなることがあり、ある日、会社のドライバーと一緒に南インド料理レストランへ向かいました。南インド料理は、ベジタリアンのお店が多いので大丈夫と思って入ったのですが、そのドライバーはメニューを開いて、どれも食べたくないと言い出しました。家庭料理と北インドのベジタリアン料理以外を口にしたことがない、デリーの田舎で暮らす彼にとって、「南インド料理などという得体の知れない料理は食べられない」ということだったのです。

多様なインドの食文化、是非、実感してみて。

上記は少々極端な例ですが、実は、インド人は食に関して保守的な一面があり、同じ「インド料理」といっても、それぞれ全く別の料理として存在していることを認識した出来事でした。しかし、今回のデリー訪問(2017年6月)では、南インド料理レストランで食事をする北インドのお客さんが、4、5年前と比べるとずいぶん増えたような印象を受けました。以前であれば、南インド料理店では、一見して南インドの出身と思われるお客が大半を占めていたからです。しかしデリーなどの都市部では、多様な食文化を楽しむ人たちも増えてきているようですね。日本でも、さまざまな種類のインドカレーを楽しめるようになってきました。同じ米食で、さっぱりしていて食べやすい「南インド料理」は、日本人の口に合うと評判が高く、野菜や豆を多く使うことから、ヘルシー志向の人たちの間でも話題を集めています。本場インドではもちろん、日本でも、機会があればこの「南インド料理」を召し上がってくださいね!

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/10/03)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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