ナチュロパシー病院での1日の流れ

正しい生活習慣と食生活を通して健康を得るナチュロパシー。私が訪れた病院、デリーのバラジ・ニローダムでは、かなり細かく1日のプログラムが決められていました。その様子をご紹介します。まずは朝5時頃に起床し、目と鼻を洗浄。食堂でハーブ入りドリンクを飲んだら、6時からヨガ。夏のデリーのまだ涼しい時間帯に、芝生の上で行うヨガはとても気持ちがよかったです。そして7時30分からは、目とお腹の上に泥の塊を載せるマッドパックが20分から30分間行われます。8時過ぎに、朝食をとりに再度食堂へ。ココナツジュースとスイカなどの軽いものです。

インドで自然療法の病院へ その3 ナチュロパシーの効果は インドで自然療法の病院へ その3 ナチュロパシーの効果は

午前と午後のトリートメント

朝食後は午前のトリートメント。ココナツオイルを用いた足または全身マッサージだったり、体に泥を塗りたくるマッドバスだったり、その日によってメニューは異なります。そしてだいたい水療法とセットになっています。ジャクージ風呂に入ったり、お腹にスチームを当てたり、スチームバスに入ったり。その後のランチは1日のうちで最も量が多い食事。ここの食事は炭水化物はほとんどありませんが、昼だけは特別にチャパティー2枚が付きます。午後は少し休息し、3時頃にフルーツまたはジュースが出て、その後午前と似たようなトリートメントが再度行われます。夕方のヨガは、運動量の多いパワーヨガ。午後6時半から7時半の間に軽い夕食をとり、その後は自由時間です。特にすることもないので夜9時すぎには寝てしまうという、普段夜型の私には考えられない日々でした。

断食ができない理由はなぜか

病院にいる間じゅう不思議に思っていたのが、食事について。ナチュロパシーとはフルーツのみを摂取しての断食がメインの療法だと思っていましたが、この病院では、昼と夜は野菜スープや野菜炒めなど、断食とは言いがたい量のちゃんとした食事が出るのです。医師に聞くと、本格的な断食をするには、私が滞在した4日間は短すぎるとのことでした。おかげでお腹が減りすぎて苦しいということはほとんどありませんでしたが、これで本当に体重が落とせるのだろうかという疑問を持ちつつ過ごしていました。

病院滞在の結果はいかに!?

しかし、やはり効果はあったのです。正確に数えるとこの施設にいたのは3日半程度でしたが、私は1.5kg、一緒に参加した友人はなんと3kg弱も体重が減ったのです。さらに入院の影響は、帰国後に嗜好の変化となって表れました。お酒や味の濃いもの、コーヒーなどをあまりとる気になれないのです。カフェインや砂糖、アルコールなしで、油やスパイス、塩分控えめの健康的な病院の食事が、私の体に変化をもたらしたようなのです。ぽっこり出ていたお腹も前よりすっきりし、鏡の前に立つのが楽しくなりました。これまでいかに不要な油や塩分等を摂取していたかを実感したのです。ほかのインド人たちも口を揃えて「また来たい」と言っていたナチュロパシー施設。私も自宅でできる限りヘルシーフードを心がけて、またいつか改めてこの病院を訪れたいと思っています。