インド渡航にはビザが必要

今ではたいていの国で日本人はビザなし渡航ができるようになりましたが、観光地としてはポピュラーだけれども、いまだにビザが必要な国もあります。そのひとつがインド。ビザがなければ基本的に入国できません。しかもこのビザ取りの難易度が高いのです。日本でのインドビザ取得は、その人の居住地によって、領事館でとるかビザセンターで取るかに分かれます。大阪の領事館の難易度はわかりませんが、私は東京にあるビザセンターには10回は通ったので(笑)、「難易度は高い」と言いたくなります。とくにインターネットでビザのフォーマットに記入するようになった数年前からは、そのハードルが高くなりました。

デリー空港で直接インドビザが取れるのは朗報! デリー空港で直接インドビザが取れるのは朗報!

ハードルが高いビザの申請用紙への記入

手書きでビザの申請用紙に記入していたころは、間違いを指摘されたら、その場で修正液などで書き直しができたのですが、ネットで記入し、それをプリントアウトして提出する方式では、やり直しがききません。間違えたら、最初から入力のし直しです。で、「こんなところまで」という細かいところまでの記入が求められます。その厳しさと容赦なさは、旅行者の間では「インドへの道はビザ申請から始まる」とまで書かれているほどです。

便利なアライバルビザだったが、eビザに

私はまだ東京が通勤圏なのでいいのですが、遠い人は何度も出直しは辛いでしょう。そうした中、空港でビザの発給を受けられるという、「アライバルビザ」が設定されました。これは、たとえば外国旅行中にインドに行こうと思いたった人や、東京まで出てくるのが大変な人には朗報でした。しかしそのアライバルビザが2015年1月に発給停止に。代わりに、ネット上で事前申請して空港で受け取るという、「eビザ」が発給されるようになりました。ただしこれは、最低で4日前までに申し込みが必要です。

期待に応えて、アライバルビザが復活!

ところがそれでは、急のインド行きに対応できないという問題もあります。インドに進出する日本企業が多い中、急の出張には対応しにくいですよね。そうした声が高まったのか、2016年3月1日より、アライバルビザが「日本国籍者に限り」復活しました。今のところ、日本人のみというのがすごいですね。これは渡航の目的が観光だけでなく、ビジネスや会議でもOKです。期限は30日以内、パスポートの残存有効期限が6か月以上必要で、発給は年に2回まで。料金は2000ルピー(約3800円)です。日本で取得するより高いですが、ビザセンターに通う交通費とビザの返送代を考えたら、人によっては安いかもしれません。到着時のeビザもまだ施行されていますが、こちらは条件はほぼ同じなのに、料金は60米ドル(約7200円)もします。

どこの空港でアラバルビザが取れる?

このアライバルビザを実施している空港は、以下の6か所です。デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、ハイダラバードですが、日本からの直行便がない空港もあります。実際に到着ビザを利用した人の声を聞くと、デリーではまだ利用者が少ないので、係員がつきっきりで親切な応対をしてくれたということでした。デリーの場合、ビザカウンターは入国審査のカウンターが並んでいるフロアの一番奥にあります。インドがこれで少し、身近になったでしょうか。