インド全土のハンドクラフトが揃うマーケット

インドは言語や文化の異なる様々な民族が暮らす国で、伝統的なハンドクラフトも各地ごとに特色があります。定価のない土産物屋でインド人と丁々発止の駆け引きを楽しみつつ、チープでキッチュな掘り出し物を探すのが、インドのショッピングのスタイルのひとつ。でも、これは慣れてないとすごく疲れるんですよね。今回おすすめするのは、インドの厳選されたハンドクラフトを、定価で心穏やかに(笑)ショッピングできる、デリーの『ネイチャー・バザール Nature Bazaar』というマーケットです。

インド全土のハンドクラフトが揃うネイチャー・バザール インド全土のハンドクラフトが揃うネイチャー・バザール

場所は世界遺産のクトゥブミナール近く

デリーでインド全土のハンドクラフトが購入できるマーケットとしては『ディッリー・ハートDilli Haat』が有名で、外国人観光客のバスが立ち寄る観光ルートにもなっています。一方、ネイチャー・バザールは、地元客がメインで、外国人はバイヤーのようなプロの姿を見かけるくらい。のんびりとした雰囲気です。最寄りの地下鉄駅はイエローラインのチャタルプール(Chattarpur)で、駅から徒歩10分のキサン・ハートで開催されています。入場料は20ルピー(約35円)。チャタルプール駅は世界遺産クトゥブミナールのメトロ駅のひとつ南なので、クトゥブミナール観光と合わせて訪れてもいいでしょう。

インドの名工の一級品に出合えるかも?

ネイチャー・バザールは、『ダストカールDastkar』というNGO団体が主催し、全国のフェアトレード団体、クラフトのNGO団体や、厳選されたアルチザン(職人)が出店しています。わたしはグジャラート地方のアジュラックという布のアルチザンの店を眺めていた時に、インド人のマダムに「ここの布は素晴らしいわよ」と言われて、これからグジャラートに行くというのに爆買いしてしまいました。また、ショールを買ったグジャラートの織物のアルチザンは、後でその名前を検索してみたら、イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のキュレーターが取材したほどの名工でした。

買うことが支援につながります

これらのクラフトは現地のインド人を対象にしているので、観光客プライスではなく、適正な値段がつけられています。環境問題や女性の雇用促進などに取り組む団体が多く出展しているので、私たちが買うことが彼らの活動への援助にもなります。クレジットカードの利用もできました。ネイチャー・バザールは常設ではなく、月に1度、10日間くらいの日程で開催されます。詳しい日程はダストカールのウェブサイト(http://www.dastkar.org/)またはFacebook(https://www.facebook.com/dastkarsociety?ref=br_tf)でチェックしてくださいね。マーケットの敷地は広いので、帽子と日焼け止め対策をお忘れなく!!