インドでの長距離の列車移動

みなさんは列車で食べるお弁当は好きですか? しかし日本での列車移動はせいぜい2〜4時間が多いでしょうから、何かを食べる機会も少ないでしょう。さて、私はいま、インドの鉄道に乗りながらこの原稿を書いています。ウッタル・プラデーシュ州の州都ラクナウから、ガンジス河畔の聖地ベナレスへの旅。乗車時間は全部で6時間です。もちろん途中でお腹が空いてしまいます。そんなときはどうしたらいいのでしょう。

人で混雑しているインドの鉄道駅のホーム。食堂はたいていメインホームに入口がある 人で混雑しているインドの鉄道駅のホーム。食堂はたいていメインホームに入口がある

列車の遅延で、駅の食堂で朝食を

今回、列車の発車時間が朝の6:30だったので、私は5:30にホテルをチェックアウトし、6:00には鉄道駅に到着しました。朝が早いので、朝食を食べて出かける時間はありません。そこで駅で何か買って乗ろうと考えていました。ところが駅に着いたら、列車が3時間遅れということが判明。この列車は前日の午後2時に始発駅を出たので、次第に遅れが生じたのでしょう。仕方なく、時間を潰しがてら朝食を取りに食堂に入りました。大きな駅ならたいていメインのホームに食堂の入口があります。ラクノウ駅の食堂は、ファストフード風のこざっぱりしたところでした。駅の食堂はセルフサービスが多く、ここでも先にレジでお金を支払い、受け取ったレシートを持って、カウンターで商品と引き換える方式でした。

食堂にある朝食メニューは

鉄道駅にある食堂は、インドでは激安ではありませんが、旅行者向けのレストランよりも安めです(セルフなのでチップもいりません)。ラクナウ駅ではチャイ(ミルクティー)が15ルピー(約30円)、ベシバーガー(野菜コロッケを挟んだバーガー)が30ルピー(約60円)でした。ベジバーガーはかなり大きめで、私は少し残してしまいました。一方、チャイは小さなカップなので、後でもう一杯飲んでしまいました。朝食メニューでは、インド風お好み焼きといったパラータや、サンドイッチ、サモサ、トーストやオムレツなどの軽いものがあります。しかし朝からカレーをしっかり食べているインドの方々もいます。(その2に続く)