駅のホームの売店で売っている食べ物はどんなもの?

「インド鉄道の旅・食事編」その1からの続きです。インドの鉄道駅のホームには、食堂以外にも飲食物を売っている売店があります。水やコーラのペットボトル、チャイ(5〜10ルピー)のほか、サモサやパコラといったスナックがたいてい10ルピー、ベジバーガーやサンドイッチが20ルピーぐらいの値段で売っています。甘いクリーム入りパンみたいなものも食べたこともありました。スナック2つとチャイで、食事を簡単にすませている地元の人もいます。また、停車時間に列車から降りてきて買うこともできます。長距離の急行や特急の停車駅はだいたい1〜2時間間隔ですが、乗降に時間がかかるので停車時間が10分ほどあるんですよ。油で揚げたスナックはたいてい小さな紙袋に入れてくれるのですが、パン系だと“そのまま”ということもあるので、日本のスーパーの袋を持っていくと便利ですね。

駅のホームにはこんな売店が必ずいくつもある。スナックは店によって違うこともある。 駅のホームにはこんな売店が必ずいくつもある。スナックは店によって違うこともある。

楽しみな車内販売の食べ物

さて、3時間遅れで、ようやく列車がラクノウ駅に入線してきました。これはもともと朝着く列車だったので、ほとんどの乗客はこのラクノウで降りてしまい、乗車する人はあまりいません。ガラガラになった列車が発車してしばらくすると、私は小腹が空いて来たことに気がつきました。さっきの駅の食堂では朝早すぎて、あまりお腹が空いていなかったのです。しかし心配は無用です。車内販売があるのですから。1時間ほどで次の駅に到着。10分ほどの短い停車時間に次々と物売りが乗ってきました。待望の列車弁当です。

朝食弁当は「オムレツパン」

弁当は日本のように地域によって名物がある訳ではなく、むしろ時間帯によって異なります。朝なら軽いもの、昼や夜はしっかりしたものです。今回は「オムレツパン」を食べてみました。これは食パン2枚をくるっとオムレツで巻いたもので、パンにオムレツを挟むサンドイッチと逆の発想ですよね。これが意外においしいんです。このオムレツに、プラスチックの袋に入ったソースのようなものが付いています。これは「アチャール」という、酸っぱいインドの漬け物です。インド人の朝食には必須ですが、日本人はその味がダメな人も多いようです。味は梅干しが一番近い感じでしょうか。ケチャップではないので、味を見ないで思い切りかけないでください! 個人的にはこれを付けて食べると、このオムレツパンのおいしさは倍増します。オムレツパンの料金は50ルピー(約100円)でした。(その3に続く)