持っていくのは日本円か、米ドルか

インドの現地通貨はインディアン・ルピー(INR)。インドを旅行するときには、基本的に支払いはこのルピーになるので、どこかで両替をしなければなりません。また両替に持っていく通貨は、日本円と米ドルのどちらがいいのかといった問題があります。結論から言えば、デリーやムンバイーといった直行便が飛んでいる都市、および日本人観光客が多い北インドの有名観光地なら日本円で、それ以外なら米ドルの両替が有利です。地方都市では日本円の両替が、非常に難しい所もあるのです。しかし行く場所が決まっていたり、短い旅行だったりするなら、日本円で持って行き、大都市でまとめて両替すればいいのです。地方都市に行く予定があれば、米ドルを混ぜたほうがいいですね。

レートが悪い空港の両替所

次に両替はどこでするかです。インド・ルピーは原則的に海外への持ち出し禁止になっています。つまり、インド以外でルピーに両替することはできないので、ふつうなら最初の両替はインドの到着空港になります。全世界共通ですが、インドでも空港のレートはよくはありません。それでも、ふつうはホテルで両替するよりはレートはいいのですが、2年前(2011年)のチェックでは、同じ日でも空港と市内の両替所では、1万両替すると1000円ほどの差がありました。10%近く悪いので、当座の分だけ両替して行きましょう。手数料(コミッション)の有無も必ず聞いてください。

要注意のデリー空港の両替

レートが悪いだけではなく、デリーやコルカタといった観光客が多い国際空港では、空港の両替所でのトラブルも多発しています。お金を受け取ったら、必ずカウンターを離れる前に数えましょう。前に数え終わったときに2枚足りないので相手の顔を見たら、その場で2枚をすっと差し出されたこともありました。あとは、必要のない手数料をレシートに載せるケースもあります。数字は合っているので、うっかり見逃してしまう人もいます。とくにデリー空港は用心です。今年のデリー空港では5000円だけ両替しようとしたら、「ミニマム、イチマンエン!」と突き返されてしまいました。そんなルール、どこにも書いてありませんでしたが。

到着ロビーにも両替所とATMがある

ちなみに、国際線でデリー空港に着いた場合、ターンテーブルのフロアには評判が悪い両替所が2軒あるのみで、以前あったATMは撤去されてなくなっていました。しかしご安心下さい。税関を抜けて、到着ロビーに出ればATMもありますし、別の両替所もあります。ここでまた「ミニマム、イチマンエン!」と言われたら、エレベーターで出発ロビーに上って、そこの両替所に行く手もあります。到着早々、なかなか手強いのがインドです。