アジアで入国にビザが必要な国

「パスポートも取ったし、ツアーも申し込んだし、仕事の休みの了承も取ったし、あとは行くだけ!」と、すっかり安心しているあなた。直前になって「ビザが必要だった」とあわてたことがありませんか? 「日本人はどの国もビザなし渡航できる」と思い込むのも仕方がないかもしれません。日本人にポピュラーな渡航先の国のほとんどが、ビザなし、あるいは空港でビザが取得できるからです。だから、逆に「えっ、ビザが必要だったの?」と驚くのでしょう。

空港で簡単にビザが取得できる到着ビザ

日本人の渡航者数が多い国の中で、事前にビザが必要な国にはどんな国があるでしょうか。まずアジアなら、インド、インドネシア、カンボジア、ネパール、バングラデシュ、ミャンマー、パキスタンなどがあげられます。そのうち、空港で所定のビザ料金を払えばいいというのがインドネシア。バリ島など渡航者数も多い直行便では、航空会社により成田でビザ料金を払い、機内でビザ発行というものもあります。観光に力を入れているカンボジアやネパールは、国際線到着空港で到着ビザ(アライバルビザ)がスムーズに取得でき、とくに日本で取得して行く必要はないでしょう。

出発前にビザを取ったほうがいい国

パキスタンやミャンマーは、アライバルビザがないので、日本で事前取得していくことになります。「在住している国で取得」が原則なので、日本以外の在外領事館で取得するのは難しいでしょう。インド(ムンバイ、デリー、コルカタ、チェンナイのみ)、バングラデシュ(ダッカ)では、日本人は観光ビザのみ到着ビザが取得できますが、日本にある領事館では日本で取得することを勧めています。というのは、何かトラブルがあって入国できないこともある(あった)からです。

注意が必要なインドの到着ビザ

とくに注意が必要なのが、インド。過去に空港で到着ビザを申請した日本人が、「旅の目的は?」と聞かれ、つい「ビジネス」と答えてしまい、ビザが降りずに帰るハメになったという話を聞いたことがあります。到着ビザが出るのは、目的が「観光」のみなので注意しましょう。またインドビザですが、日本でご自身で申請すると6ヵ月間のマルチビザが1950円ですが、到着ビザは30日間滞在可能で「60ドル相当」と高くつきます。ただし、他の国からインドへ飛ばなくてはならないなどと時間がない人には、利用価値があるのでないでしょうか。