本場の南インド料理を食べる

「初めてインドに行くなら、南インドがおすすめ!」その2からの続きです。では南インドには、どんな見所があるのか。南インドで見るべき、あるいは試してみるべきトップ5をここにあげてみましょう。まずは、「本場の南インド料理を食べる!」。南インド料理は、同じカレーでも北インドとは大きく異なり、スパイスにココナッツを使ったものが多く、また主食もナンやチャパティといったパンではなく、お米が主です。海に近いことからシーフードを使った料理が多いのも特徴でしょうか。北インドでは「ターリー」と呼んでいる、いくつかのカレーのおかずが付いた定食は、南インドでは「ミールス」と呼ばれています。伝統的な店では、今でもお皿の代わりにバナナの葉を敷き、その上に係がおかずやご飯を乗せていきます。ミールスは基本的にはお代わり自由の食べ放題です。南インドへ行ったら、ぜひ、本格的な店で味わってください!

南インド随一の遺跡・ハンピへ行こう!

南インドには、複数の世界遺産があります。そのうち遺跡好きには見逃せないのが、ハンピでしょう。ここは、中世にデカン高原を中心に栄えた、ヒンドゥー教のヴィジャヤナガル王国の都でした。しかし1565年にイスラム5王国連合軍に負けて、都は廃墟と化します。この地はそのまま再興することなく見捨てられたので、広い範囲に遺跡が残る、インドでは数少ない「都市遺跡」になっています。すぐれた彫刻が施された石造の寺院も数多く残っていますが、何よりも遺跡を取り巻く巨石を含む岩山群の景観が素晴らしい場所です。町ではなく、自然の中にある遺跡なので、1日たっぷりと散策したいところです。ハンピから車で5時間ほどのパッタダカルにも、世界遺産で石造の素晴らしい寺院群がありますが、こちらはややマニア受けかもしれません。

巨石が転がる岩山に囲まれたハンピ村 巨石が転がる岩山に囲まれたハンピ村

インドのビーチカルチャーを代表するゴア

アラビア海とベンガル湾に囲まれた南インドは長い海岸線を持っているのですが、素晴らしいビーチとなるとあまり数は多くありません。というのも波が荒いのと、たいていが漁村になっているので、観光客がのんびりするようなところが少ないのですよね。それでもインドのビーチを楽しみたいという人にオススメのビーチがアラビア海沿いにあります。もとポルトガルの植民地だったゴアには、パナジの町を中心に南北に多くのビーチがあり、12〜2月になるとヨーロッパから多くの避寒客がやってきます。かつてはヒッピーカルチャーが栄え、今ではトランスやエレクトロなどのダンスミュージックで有名なビーチです。また、ビーチからそう遠くはない古都のオールド・ゴアは世界遺産に登録されており、16世紀に建てられたポルトガルの古い教会には、日本にキリスト教を伝道したフランシスコ・ザビエルの遺体が安置されています。(その4に続く)