ラジャスタン州ではかかりつけの町医者的存在のジャダジャプタ!?

「ジャダジャプタ」という呪術師は、インド北西部にあるラジャスタン州では老若男女、カースト、貧富に関係なく、一般的に受け入れられている存在です。インドの他の地方にもジャダジャプタはいますが、特にラジャスタン州ではかかりつけの町医者的な存在で、広く一般的に受け入れられています。病気になった際、まずは病院を受診することが多いですが、病院でも不調の理由がわからない時や薬を飲んでも症状が変わらない場合、ジャダジャプタのもとを訪れます。中には、病院に行くよりも先にジャダジャプタの元を訪れる人も多いです。

水ぼうそうを医学的な病気ではなく、邪悪なものとする人も多数!?

ジャダジャプタの存在を皆が信じていることで最近一番驚いたことは、水ぼうそうを医学的な病気と認識せずに「マタジ」(ヒンディー語で母の意味ですが、何故マタジと呼ぶのかは不明です。。。)と呼んで、邪悪なものが体に入り込んだと多くの人が信じていることです。子供が水ぼうそうにかかると、まずジャダジャプタの元へ連れて行き、お祓いしてもらいます。しかし、ジャダジャプタの元へ行っただけですとなかなか治らない事もあり、一ヶ月ほど治癒にかかる子供たちを何人か見ました。これは現地の人たちは、大人になる前の儀礼のような形で捉えているような感じもします。しかしそれだけ、ジャダジャプタ役割が重要なのだとも言えます。

ついに筆者が、ジャダジャプタの元を訪れる時がやってきた!!

そしてついに筆者がジャダジャプタの力を実際に体験する時がやってきました。ある日、寺院へ行った後から体に力が入らない感じになり、二日間、ほとんど寝て過ごすということがありました。病院へ行っても原因がわからないので、ジャダジャプタの元を訪れてみました。症状を聞いた後、ジャダジャプタは孔雀の羽をたくさん束ねたものをこちらに向け、風を送る感じで治療は1、2分ほどで終了しました。その後、すっきりした感があり、丸二日間動けなかったのがまるで嘘のように、すぐにスクーターに乗って、出かけることが出来、驚きました。念のため、翌日も朝夕と2回訪れて、すっかりラクになりました。
(※読者のかたに、オススメするものではありません。)

道端に落ちている青唐辛子に注意!?

この時に、皆に教えてもらったのが、三叉路や十字路に落ちている青唐辛子を決して踏まないようにとのことでした。これに念をかけて落とす人もいるそうで、これを踏むと調子が悪くなったりすることもあるということでした。まだまだミステリアスなことがあるインドですので、旅行者の皆さんも、道端の青唐辛子を踏まないように十分気をつけてくださいね!