年1000本以上の映画が作られるインド

インドは世界有数の映画大国です。ハリウッドをもじった「ボリウッド」と呼ばれるムンバイの映画産業や、きらびやかなダンスシーンなどが織り込まれた「マサラムービー」といった言葉を、あなたも聞いたことがあるかもしれません。インドではさまざまな地方の言語による映画が作られており、2011年の総数はなんと1255本にものぼります。映画が娯楽として定着しており、映画館観客総数も世界一多いとのこと。インドを旅行するなら一度は映画館に足を運んで、その人気のほどを目の当たりにしてみたいものです。

映画大国インドで行ってみよう。ジャイプルの巨大映画館ラージ・マンディルへ 映画大国インドで行ってみよう。ジャイプルの巨大映画館ラージ・マンディルへ

おすすめの映画館、ラージ・マンディル

インドで一度映画を見てみたいと思っている旅行者におすすめしたいのが、ラージャスタン州の州都ジャイプルにある、ラージ・マンディルという映画館。1976年にオープンしたインドでも有名な映画館で、後期アール・デコ様式で建てられたピンク色の巨大な建物は、ジャイプルのシンボルにもなっています。観光客にも行きやすい場所にあるので、日中の暑い時間帯に訪れたり、観光が終わった夜に行ったりするにも便利。ホールの優雅なインテリアも見ものです。

チケットを買ってみましょう

ラージ・マンディルを訪れたら、まずは上映時間をチェックしましょう。壁のボードに、1日4回程度の上映スケジュールと料金が書かれています。上映開始時刻が近づいていれば、建物の脇に長蛇の列ができているのが見えるでしょう。ダイヤモンド、エメラルド、ルビーという風に分かれた席のどれにするかを決めたら、列に並んで順番を待ちます。女性の場合は、専用のチケットカウンターがあるので比較的スムーズ。ちなみに一番いいエメラルド席でも、料金はせいぜい300円程度と格安です。チケットを買ったら内部に入り、人々で込み合うホールを抜けて指定の席に着きます。さあ、あとは映画が始まるのを待つのみです。

インド人観客の反応が一番の見どころ!?

映画の多くは3時間前後の大作でインターバルがあります。ストーリーはシンプルで分かりやすいものが多く、ヒンディー語が分からなくても大丈夫。何よりインド人のオーバーなリアクションが楽しく、彼らのノリのよさを再確認する気分です。ヒロインの女性がスローモーション&流し目で登場すると「ヒューヒュー」の嵐。登場人物が面白いことを言ったりしたりすると、大爆笑の渦に包まれます。そして、主人公が悪者を倒すと大きな拍手。彼らの子供のように素直で分かりやすい反応を見るためだけでも、行って損はない楽しい映画館です。