川に挟まれたガグロン城

ランタンボールからさらに南へ200km。ジャラワールという町の12km郊外にガグロン城があります。私は今回行きそびれましたが、写真を見る限りには2つの川に挟まれる形で建っています。世界遺産になった今回の6つの城の中では川を防備に使う唯一のものです。城壁の高さはあまりないのですが、この“レア”さが登録のポイントになったのかもしれません。

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悲劇の城塞都市チットールガル

ガグロン城から西北に約200km。チットールガルの町を見下ろす大きな丘の上に広がるのが、チットールガル城です。この丘は幅が最大800m、長さが4kmほどあり、城壁の中に多くの寺院や宮殿、住居があった城塞都市でした。この地方の王都がウダイプルに移される前はここが王国の都でしたが、最終的にはムガル帝国の軍の前に陥落し、戦士たちだけでなく多くの女性や子供たちも殉死したことで知られています。この城の見どころは、「勝利の塔」「名誉の塔」と名付けられた、壁面彫刻がびっしりと施された2つの塔でしょう。ウダイプルから車で2時間ほどなので、気軽に日帰りすることができます。

人気上昇中! ウダイプルから日帰りで行けるクンバルガール城

湖に浮かぶ白亜の宮殿ホテル「レイクパレス」で有名な都市ウダイプル。そこから北西へ約80km、車でなら2時間の距離にあるのが、クンバルガール城です。険しい丘陵地帯の中をくねくねと走る道を行くと、突然目の前に大きな山城が見えてきます。最近まで修復していたという城は、やや修復し過ぎで“きれい”という嫌いはありますが、とにかく規模が大きい! 城門を入ってすぐの宮殿といくつかの寺院を回るだけでも、1時間半はすぐに経ってしまい、遠くにある寺院まではたどり着けません。「ゆっくり見たい」と言う方は、近くにホテルが何軒もあるので、宿泊もおすすめです。典型的な日帰りツアーは、この城を1時間ほど見た後、60km離れたラーナクプルにあるジャイナ教寺院を見学し(これも超オススメです)、ウダイプルに戻ってくるという合計8時間のもの。このツアー自体がオススメなので、これもまた機会があれば紹介したいと思います。

砂漠の城ジャイサルメール

字数も尽きてきましたが、最後がパキスタンとの国境に近い砂漠地帯にある町、ジャイサルメールの城です。ジャイサルメールはラジャスタンの中でも最西部にあり、時間がかかるのでなかなか団体ツアーで行くことは少ないですが、個人旅行者にはとても人気の城塞都市です。城の中にはホテルもあり、異国情緒たっぷり。ここの一番人気は「城」でなく、郊外の砂漠をラクダに乗って行く「キャメルサファリ」でしょう。この町には空港はないので、行くには列車かバス、車になります(ジョードプルから7時間、ジャイプールから12時間)。さあ、これらの城めぐり、次の旅行プランに加えてみてはいかがですか? 城以外にもいろいろ楽しめるのもポイントですよ!