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ラジャスタン州の穴場観光地、イスラーム聖者廟があるアジメール【3】 聖者廟に参拝してみよう!


入場には服装の規定がある

奥に見えるのが、イスラームの聖者チシュティーの棺が収められたチシュティー廟。参拝には服装のルールがあるが、誰でも訪れることができる 奥に見えるのが、イスラームの聖者チシュティーの棺が収められたチシュティー廟。参拝には服装のルールがあるが、誰でも訪れることができる

「ラジャスタン州の町アジメール」その2からの続きです。このチシュティー廟には、聖者の力にあやかるために昔から多くの参拝客がやってきます。たとえばムガル帝国全盛期の皇帝アクバルは、息子(のちの皇帝ジャハーンギール)が誕生すると、都のアグラからこのアジメールの廟まで、裸足で歩いて参拝したと言います。その距離約370km! 皇帝といえども、大変だったでしょう。参道は参拝客のためのバザールになっており、食堂や巡礼グッズを売る店、土産物屋などの店がひしめいています。廟は誰でも自由に参拝できますが、信仰の場なので服装による入場制限があります。土足は禁止なので、入り口で預けます。短パンなどの肌の露出の多い服装も禁止です。また、頭も布や帽子で覆うのですが、私はバンダナで代用しました。入り口で安いイスラーム帽を買って記念にするのもいいでしょう。それでは中に入ってみましょう。

聖者廟の奥へと進む

廟の入り口となるのが1915年に建てられたニザーム門です。ここから入ると、右側に見えるモスクが、1571年にムガル第3代皇帝のアクバルが寄付したアクバル・モスクです。次に通る2番目の門は、5代皇帝のシャー・ジャハーンが建てたナッカルハナです。シャー・ジャハーンは、タージ・マハルを建てた皇帝ですね。3番目のブランド門を抜けると、ようやくチシュティー廟が目の前に姿を現します。周囲は巡礼者たちでいっぱいです。他の巡礼者たちに混じって、中に入ってみましょう。

聖者廟とモスクの違い

聖者廟は、モスクとまったく雰囲気が異なります。モスクは神への祈りの場で、神様に何かを頼むのではなく、神に服従する場です。しかし聖者は神様と違います。人々は死してもなお聖者のパワーにすがり、自分の望みを叶えようと願うことができるのです。本来、イスラームは偶像崇拝を厳しく禁じ、神以外への崇拝を固く禁じています。しかし人間は弱いものです。困ったことや悩みがあれば、強いものにすがりたい。そこで神より身近で親身になってくれそうな聖者に対する信仰が生まれたのです。西欧でも、キリストではなくマリア信仰があったり、仏教でも一番上位の如来ではなく菩薩に対する信仰が生まれたりするのと同じ理由でしょう。(その4に続く)

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/03/08)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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