海外でボランティア体験をしてみよう

より深い知識や体験のために、海外でボランティアしてみたい。そんな人が増えているとききます。観光だけでは得られない深い体験ができるボランティア体験は、機会があればチャレンジしてみるといいでしょう。ただし病院や学校、孤児院をいきなり訪れて見学やお手伝いを申し出ることは、避けましょう。大きな施設だと断わられることも多く、また子どもや病人のいる施設では、逆に彼らの生活リズムを乱し邪魔になってしまうこともあります。こう書くと少し敷居が高い気もしますが、以下のような方法もあります。

一度はチャレンジしたい、海外ボランティア 一度はチャレンジしたい、海外ボランティア

飛び込みでボランティアができるインドの「マザーハウス」

誰でも、短期でもボランティアに参加できる場所として有名なのがインド・コルカタの「マザーハウス」。貧困や病に苦しむ人々の救済に献身したマザー・テレサ(1997年没)の施設で、週に3日間ボランティア志願者を受付け、休日を除く毎日、関連施設に派遣しています。親のない子ども、病に苦しむ人々のお世話がボランティアの主な仕事で、特別なスキルは必要ありません。ただ日本では見たことのないような厳しいインドの貧困状況、医療事情を目の当たりにすることになりますので、現実にひるまない気持ち、相手を思いやる心は必須。このボランティアが目的で、コルカタに長期滞在する旅行者も少なくありません。

ボランティア仲間もできる、海外ワークキャンプ

欧米では夏のバカンスの選択肢としてポピュラーなのがワークキャンプです。環境保護、遺跡保護などに取り組む団体が、休暇シーズン(主に夏)にあわせ、人手が必要な作業のボランティアを募集します。農作業やお城の修復、森の清掃など活動は幅広いものです。海外の団体が主催する場合は作業現場集合・解散で現地までの移動費や滞在費実費は自己負担となります。日本に窓口がある場合は航空券も含めたツアーとして募集することが多いようです。期間は短期もありますが、だいたい1週間から1ヶ月程度、世界から集まるボランティアたちとの触れあいも楽しみです。スタディツアーも同じ形で募集されますが、内容は見学や交流など、学びの要素が強くなります。日本国際ワークキャンプセンターなど、日本での窓口団体もあり、ホームページから興味のある活動を検索することができます。

人気の海外ボランティアツアーは初心者も安心

日本の旅行会社が現地の団体と協力し企画・実施するボランティアツアーが最近増えています。観光とボランティアを組み合わせた比較的ゆるやかな日程で、日本からの添乗員や現地の日本語ガイドも同行するので。海外初心者でも参加しやすいのがポイント。はじめてのボランティアで様子を見たい、ということならこんなツアーも検討の余地があるかもしれません。