海外でボランティア活動をしてみたいですか?

あなたは、旅行中にその土地のボランティアに参加しようと思ったことがありますか? ボランティアと一口に言ってもさまざまな形がありますが、世界的に最もよく知られているボランティア活動は、マザー・テレサのインドでの活動でしょう。カトリックの修道女だったマザー・テレサは、インドのコルカタで貧しい人や恵まれない子供達のための施設を次々と作り、生涯を彼らの救済活動に捧げました。マザー・テレサは1997年に亡くなりましたが、その後も彼女の遺志を継いだ多くの人々がボランティア活動を続けています。

海外でのボランティア、甘くはありませんがきっと意義はあります(その1) 海外でのボランティア、甘くはありませんがきっと意義はあります(その1)

こんなエピソードがあります

先日、インド旅行から帰ってきた友人に、あるエピソードを聞きました。マザー・テレサのボランティア活動を体験した日本人の話です。一人は20代前半の女性Aさん、もう一人は82歳の男性Bさん。二人とも、コルカタでマザー・テレサのボランティア活動を夢見て日本からやってきたそうです。年齢も社会的立場も対極にありそうな二人の、対極的なエピソードは、いつまでも私の心に残りました。今回は、友人から聞いたAさんとBさんのお話をご紹介します。

マザー・ハウスでのボランティアの流れとは

友人とその二人は、コルカタの有名な安宿「コルカタゲストハウス(旧サンタナ)」で知り合ったそうです。マザー・テレサのボランティア施設はインド各地にあり、彼女が活動拠点としていたコルカタには「死を待つ人の家」「孤児の家」「障害者の家」「女性、薄弱者の家」など、対象者別にいくつもの施設があります。コルカタのこれらの施設は、短期間のボランティアも受け付けています。まず「マザー・ハウス」という活動本部へ行って登録をします。本人の希望や各種の条件から配属先が決定し、ボランティア活動がスタートするという流れです。マザー・ハウスには宿泊施設はなく、ボランティアの人たちは皆近くのホテルから通ってきます。マザー・ハウス付近のホテル(ゲストハウス)のうち何軒かは、ボランティアが通いやすいので、マザー・ハウスが紹介と宿泊料の割引をしてくれます。コルカタゲストハウスも、その契約宿に入っているため、ボランティアの人と出会う確率が高いのですね。(「その2」に続く)