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ドキドキの初めての海外旅行:後編 違うことって面白い。インド・コルカタの安宿でわかったこと


安宿のドミトリーが面白い

人懐っこいサドゥー(そうでないサドゥーもいるが) 人懐っこいサドゥー(そうでないサドゥーもいるが)

(前編からの続きです)僕はそのあと、バンコクからインドのコルカタに移動しました。インド旅行を計画しているときに知ったのが「ドミトリー」という言葉です。日本語に直せば「相部屋」ですが、どうもニュアンスが伝わりにくいですね。コルカタで宿泊した『モダンロッジ』という安宿は、ドミトリーでした。その部屋に案内されるや、僕は度肝を抜かれました。かなり広くベッドが三十脚も並べられており、映画で見た野戦病院さながらなのです。しかも世界中から集まってきたような、様々な人種の若者たちが男女ともにいるのです。Tシャツに半ズボン、裾の長いクルタパジャマといわれるインドのゆったりとした白の上下を着ている(故インディラ・ガンジーがよく着ていた)者や、腰に布だけ巻いて上半身裸でリラックスしている者までいます。「世界」の成り立ちが目の前に広がっているような気がしました。日本にいればほとんど日本人社会だけですが、世界はそうではなかったのです。

世界を旅する若者たちがインドにいっぱい!

僕の隣のベッドは日本人でした。彼は旅をして3か月、これからイギリスへ渡って職を探すと言っていました。初海外の一人旅で到着したばかりの僕とは違って、彼は落ち着いた様子でバナナを食べたりしています。「あ、これね。そこで売っているよ」とこともなげに言うのです。どうやってバナナを買ったらいいのか? 何と言えばいいのか? 僕はそんなことすら想像できない程度です。「どこの国の人がいるんですか」。僕の質問に、彼は、「イギリス、フランス、ドイツ。ドイツ人が多いね。イタリア、アメリカ、オーストラリア、スペイン、それにイスラエルかな」。「イスラエル?」と僕は不思議に感じました。「イスラエルでは、徴兵明けに旅に出る若者が多いそうだよ。インドはイスラム諸国と違って、イスラエル人も受け入れているから」。なるほど。だから、人口のわりにイスラエル人が多かったのです。

世界は多様だ。人も生き方もいろいろあって面白い

インドを旅して面白いのは、日本とは価値観がまったく違うところがあるからです。その最たるものとして、「サドゥー」の存在が挙げられるでしょう。サドゥーとはヒンドゥー教徒の出家修行僧のこと。旅行中に、さまざまな場面で出くわします。彼らの生活の糧は人々の喜捨です。つまり非労働者なのですが、「働かざる者、食うべからず」の精神には合致しません。彼らは家族と別れ、神に祈り、悟りを目指して修行しているのです。貧しい人が多いインドで、そんな無為徒食のサドゥーが山ほどもいる。この国は、働かない人をこれだけ食わせられるほど、ある意味豊かな国なのでした。インドは貧しい国だという先入観は、薄っぺらなものだったのですね。初めての海外旅行では、毎日がドキドキと新しい経験、驚きの連続でした。それが自分の血となり肉となっていく感覚は、得難いものだったと思います。ここはひとつみなさんも、海外旅行に行ってみませんか?

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2017/05/13)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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