立派なルーミー門は必見!

●立派なルーミー門は必見!
ラクナウその4からのつづきです。バーラ・イマームバーラのチケット売り場は、第二の門の入り口にあります。入場料は500ルピー(約1000円)と、インドの観光地にしてはけっこう高いですが、他の見どころとの共通券になっています。入場は毎日10:00から16:30まで。バーラ・イマームバーラを出て、道なりに左(北西)へ行くとすぐに大きな門が見えてきます。これがルーミー門です。門の両側で装飾が違うので、かならず反対側からも見てくださいね。「ルーミー」とはトルコのことで、1784年にイスタンブールにある門を参考にして建てられたとか。実は「ルーミー」の語源は「ローマ」で、アナトリア(小アジア)の地を支配していた東ローマ帝国(ビザンツ帝国)にちなんで、そのあたりをルーミーとかルームとか呼んでいたようです

内と外では装飾が異なるルーミー門。これは外側。イスタンブールにこんな門あったかなあ 内と外では装飾が異なるルーミー門。これは外側。イスタンブールにこんな門あったかなあ

再開発中の観光エリアにあるアワド王国時代の建物

ルーミー門をすぎてさらに進むと、数百メートルほど何もないエリアが続きます。2016年の春の時点では、このエリアでは大規模な整地工事が行われていて、将来的に観光用に整備するようでした。そこを過ぎると、右側に池が見えてきます。その池の北側に「時計塔」「ピクチャー・ギャラリー(肖像画館)」「サトカンダ」というアワド王国時代の建物がありましたが、私が行った時点で入れたのはピクチャー・ギャラリーだけでした(要共通券)。ここには歴代の太守の肖像画などが展示されています。

藩王の墓があるフサイナバード・イマームバーラ

その一画と道路を隔てて向かいに、「フサイナバード・イマームバーラ」というシーア派の宗教施設がありました。これは1837年に当時の藩王が自分の墓として建てた廟とモスクなどからなる施設で、バーラ・イマームバーラの小型版、と言った感じでしょうか。こちらもバーラ・イマームバーラで購入した共通券で入場できるので、時間があったら来てみてください。中にはシャンデリアで飾られたイマームバーラ(聖者廟)のほかに、ハマム(浴場)、モスクなどがあります。

ラクナウへの交通

ラクナウは北インドではデリー、カーンプルに次ぐ大きな都市なので、インド各地から国内線が出ているほか、主要な鉄道の路線も走っており、アクセスは悪くありません。バスもあります。が、いかんせんインドは広いので、飛行機で行くのがいいでしょうね。デリーやムンバイから1日数便ずつあります。デリーから所要約1時間。空港から鉄道駅までは約12km。鉄道ならデリーから所要9時間、ベナレスから所要6時間です。

ラクナウの宿泊施設

高級ホテルは町のあちこちに散らばっていますが、インド人ビジネスマンが泊まるような手頃な中級ホテルは、鉄道駅の北1kmほどのところに固まってありました。前回私は、ネットで見つけたそんなホテルのなかのひとつに泊まりました。2つ星ホテルで宿泊料金は1泊3000円〜で、エアコン、ホットシャワー、WiFi、朝食はついていましたが、設備は簡素。本当にビジネスホテルという感じですね。暑さ対策のためか、窓はありません。きちんとした4つ星ホテルなら、5000円以上は出さないとダメですね。ということで、二度目のインドやリピーターの方、時間があればウッタル・プラデーシュ州の州都ラクナウで途中下車してみてください。1泊あれば、十分に観光できますよ。