24年目を迎えた「アジア・フォーカス福岡国際映画祭」

福岡市の一大イベント「アジアンパーティ」の三つの柱として最後に紹介するのは、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」。アジア各国の映画に主眼を置いたユニークな映画祭です。その目的も「優れたアジア映画の紹介」、「映画を通して、市民のアジア理解及び国際交流の推進」、「映画界の新しい才能の発見と育成」といたって明快。今年で24年目を迎え、全国のアジア映画ファンだけでなく、マスコミや配給会社などからも注目を集める稀有な映画祭です。

日本一「アジア」を身近に感じられるまち 福岡市 その3 日本一「アジア」を身近に感じられるまち 福岡市 その3

日本未公開の作品が一本1000円で観ることができる!

上映作品はディレクターと事務局スタッフが実際にアジアに赴き、詳細にリサーチした上で良質な映画をピックアップしています。日本ではまだ上映されていない作品が一本1000円で観ることができる、アジア映画ファンにはうれしい機会となっています。また作品の上映だけでなく、監督や出演者などをゲストとして映画祭に招待し、シンポジウムやディスカッションも行っているので、撮影の裏話なども聞くことができる絶好のチャンスにもなっています。

上映作品は福岡市綜合図書館で収蔵することも!

福岡市の総合図書館には、アジア映画や日本映画の名作を中心に調査・研究、収集、保存、公開する映像ライブラリーがあります。2013年3月までに、この映画祭で上映された作品のうち357作品を収蔵。その中にはイラン映画の巨匠アッバス・キアロスタミの「友だちのうちはどこ?」や、南インドの映画監督マニラトナムの「ボンベイ」なども含まれています。作品の中には映画生産国では不運にもフィルムが消失してしまい、世界でここにしか残っていないものもあるなど、アジア映画の貴重なライブラリーとなっています。

アジア映画を観て次の旅先を決めちゃう?

「アジア・フォーカス福岡国際映画祭」、2014年の開催は9月12日(金)から21日(日)までした。メイン会場は「キャナルシティ博多」です。上映作品はトルコ、イラン、グルジア、カザフスタン、インド、タイ、インドネシア、フィリピン、中国、韓国、台湾、そして日本と実に多彩です。上映スケジュールはイベントHPでチェックしてみてください!(http://www.focus-on-asia.com/)。映画を観てその国に惹かれ、次の旅先が決まっちゃうこともあるかもしれませんね。