パトナからラクソウルを通ってカトマンドゥへ

さて、2つ目のインド〜ネパール国境越えポイントは、パトナからラクソウル=ビールガンジ国境を越えて、カトマンドゥへ向かうルートです。パトナは鉄道でいうと、ベナレスとブッダガヤー(ガヤー)の間ぐらいにある大きな都市。ビハール州の州都で、空港もあります。そのパトナからインド側の国境の町ラクソウルまではバスで約6時間。やはり歩いて国境を越え、同じように出入国手続きをすればいいです。ネパール側の国境の町ビールガンジからカトマンドゥへは、バスで所要9時間です。

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仏跡巡りの人に人気のあるパトナ

パトナに行く旅行者は少ないですが、このルートも仏跡巡りをする人には知られています。パトナは昔「パータリプトラ」と呼ばれた古都。その遺跡はわずかにしか残っていませんが、パトナから国境とは反対側の南に鉄道で2時間下れば、ブッダが覚りを開いた「ブッダガヤー」の最寄り駅のガヤーに着きます。パトナから北へ車で1時間ほど向かえば、仏典結集が行われた「ヴァイシャリー」に、南東へ3〜4時間で行くとブッダが教えを説いた「ラージギル」や、玄奘が留学した仏教大学があった「ナーランダー」へも行けるからです。

ダージリンからネパールに行く方法もある

最後の3つ目は、北インド有数の避暑地ダージリンから、ネパールを目指すルートです。標高2000mにあるダージリンへのアクセス都市は、そこから下ったスィリグリーという町。コルカタから鉄道や、他の都市から飛行機で来た人も(空港は少し離れたバグドグラ)、まずはこの町に着きます。ダージリン〜スィリグリー間は、バスや乗り合いジープで約3時間です。このスィリグリーの町からバスなどで西へ1時間ほど移動したところが、国境のパニタンキです。やはり歩いて国境を越え、ネパール側の町カーカルビッタに出ます。国境での手続きは他のポイントと同じ。カーカルビッタからカトマンドゥまではバスで約15時間と、けっこうな距離。「乗ってられないや」という人は、カーカルビッタから車で30分ほどのところに空港があるので、そこから飛行機でカトマンドゥへ向かうこともできます。あまり利用する旅行者は少ないですが、チャレンジしがいがある国境でしょう。