いよいよ演奏開始。ステージに次々と人が集まってくる

「オディシャ・ジャパン・フェスティバルとは?」その3からの続きです。プリーのビーチでのフェスが始まりました。「インドっぽいなー」と感じたのは、スピーチが終わったVIPが最前列に座ると、制服を着た給仕が現れてチャイのサービスを始めたことです(笑)。VIPへの給仕が終わると、日本人スタッフにもチャイとビスケットが振る舞われました。さて、ステージで演奏が始まると、ビーチを散策していたインド人たちが続々と集まってきました。客席スペースに椅子が100脚以上は並べられているのですが、そこはすぐに満席になり、その外側に作られた低い柵にずらりと人が並び出します。今回の出演者はオーディションで厳選されたので、インストゥルメンタルや激しめのロック、インド歌謡など多岐に渡り、インド人のお客さんは食い入るように見る人もいれば、ノリノリになっている人もいましたね。

大盛況のうちにフェスは終了

さすがだなと思ったのは、メインアクトとなるバンド「モーモールルギャバン」です。短い演奏時間ながら(約25分)、最初は呆然としていたインドのお客さんたちを最後には盛上がらせることができたということでしょう。「さすがプロ!」と思いました。出演の最後は主催者であるNさんのステージネーム“光の戦士ナチョス”の、歌とドラム。さすがに毎年ここで演奏しているだけあって、お客さんとのコール&レスポンスがうまいです。全体的に演奏や転換がスムーズだったので、予定通り21:30ごろにはイベント終了。お疲れさまでした。片付け、搬出が終わったのは22時を過ぎた頃でしょうか。お客さんは入れ替わり立ち替わりで来ていたので、全部で何人くらい来場したのか、正式な数はわかりませんが、1000人は超えていたことは確かでしょう。

最初は静かだったインドのお客さんも、モーモールルギャバンの演奏で前に押しかけノリノリ 最初は静かだったインドのお客さんも、モーモールルギャバンの演奏で前に押しかけノリノリ

イベントの裏には地道な草の根交流が

こうして幕を閉じた「オディシャ・ジャパン・フェスティバル2018」。国家絡みの大イベントではない、ローカルな地元に根ざした日印の交流は一見地味ですが、こうした草の根交流が少しずつ束ねられて大きな流れになれば、両国にとって大きなメリットがあるでしょう。私はそのフェスの当日だけに参加しましたが、ここまでいろいろな人々の協力を得るには、ボランティアでなさっている主催側の人たちには多くの労力と時間がかかったはずです。そしてそれが地元プリーでも評価されたからこそ、年々、スポンサーや賛同者も集まり、規模が大きくなっていったのでしょうね。

これからも続けて欲しい日印交流イベント。2019年は?

ただ、逆に日本での認知度はまだまだ少ないので、来年の2019年は様々な媒体が取り上げてくれたらいいなと思いました。また、将来、逆にオディシャ州の演奏者が日本でも公演できたらとも思いました。基本的には毎年、インドのお祭りのホーリーの前日に行われる予定で、2019年は3月頃に行われるかと思います。2019年の開催が決まりましたら、私も告知するとともに、ぜひまた参加してみたいと思います。その時はまた報告しますね! 詳細は、以下のHPをチェックしてみてくださいね。
●主催団体NPO法人JAPAN INDIA CLUB
http://japan-india.club