ホテル街はジャガンナート寺院から2kmほど東に

「インド東部オディシャ州のヒンドゥーの聖地、プリー観光地案内」その3からの続きです。プリーの町の西側にあるゴールデンビーチ沿い、あるいはジャガンナート寺院側にもホテルは多くあるのですが、一般的に観光客は、そこから2kmほど東、鉄道駅からまっすぐ海に向かったあたりのChakra Tirtha通り沿いのホテルに泊まることが多いです。寺院からは離れていますが、鉄道駅と海の間にあるので、便利なのでしょう。このエリアは、1970年代から世界各地から長期旅行者が集まり、海を眺めながらのんびりと時を過ごしていたそうです。1980年代には多くの日本人長期滞在者もいて、日本人向けの宿、いわゆる“日本人宿”もできていきました。しかし次第に、西欧人旅行者の行き先は西海岸のゴアに移り、プリーのホテルはインド人国内旅行者にシフトしていきます。2000年代に入り、インドも中産階級が増え、国内旅行がブームになってきたからです。

ジャガンナート寺院へ続くグランド通り ジャガンナート寺院へ続くグランド通り

プリーのホテル&レストラン事情

現在、プリーには高級リゾートホテルから安宿まで200軒以上のホテルがあります。エアコンがない安宿なら日本円にして1泊500円程度、日本のビジネスクラス並みの中級ホテルなら3000円ぐらい、7000円以上出せばリゾートホテルに泊まれます。逆に、大都市にあるような超高級ホテルはなく、プリーならリゾートホテルのスイートでも1万円ちょっとで泊まれる範囲です。食事ですが、ほとんどのホテルにレストランが併設されています。衛生的に心配なら、いいホテルのレストラン、あるいは数少ない高級店に行けばいいでしょう。カニやエビなどのシーフードを使ったカレー料理が人気の「ワイルド・グラス」、中華料理なら「チュンワー」、ピザなら「ハニービー」などがオススメです。地元のインド人と同じ味のものが食べたい!という方には、ホテル街には食堂も点在しているので、寄ってみるといいでしょう。お腹いっぱいになって、値段も格安です。

プリーを起点にオディシャ各地に足を延ばす

いかがでしたか? 今回はオディシャ州の聖地、プリーを紹介してみました。ジャガンナート寺院に入れないので、プリー自体に観光物件はあまりないのですが、門前町の雰囲気を味わったり、海岸を散策したりしてのんびり過ごせるのがプリーの魅力です。ここに宿泊して、日帰りで隣町のコナーラクに世界遺産の寺院を見に行ったり、ブバネーシュワルの寺院群や史跡を見に行ったりするのもいいでしょう。インドの歴史的建造物の観光にも疲れた頃、海を見ながらくつろぎに、プリーへ行ってみてください。