インドで人気のナチュロパシー

身体が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出すことで、身体の調子を整える健康法「ナチュロパシー」。発祥は欧米のようですが、かのガンジーがこの健康法に注目したことで、インド国内でも広く支持されるようになり、各地にたくさんのクリニックが作られるようになりました。アーユルヴェーダにも似ていますが、ナチュロパシーは薬を使わず、用いるのは食事のコントロールと水療法(お風呂やサウナ)、マッサージ、泥パックなどと、至ってシンプルなんです。

インドのリシュケシュでおすすめの、ナチュロパシークリニック インドのリシュケシュでおすすめの、ナチュロパシークリニック

リシュケシュでナチュロパシーのクリニックを発見!

ガンジス川上流にあるリシュケシュは、健康志向の旅行者が集まるだけあり、いたる所で「アーユルヴェーダ」という文字を見かけますが、どこもお値段がちょっと高め。1回きりならいいですが、それじゃああんまり意味がないような……。「地元の人が通うようなカジュアルなクリニックでしばらくお世話になりたいんだけどなぁ」と思っていたら、ありましたよ、パラマータ・アシュラム(たびナレの「本場インドのアシュラムでヨガ体験! その4パラマータ・アシュラム」参照)の裏手にひっそりと。受付で話を聞くと、1日施術2回とヨガ、3食、宿泊が付いて1000ルピー(2000円)。ナチュロパシーならではの良心的な価格です。地元の老若男女さまざまな人が来院していて、アットホームな雰囲気です。

症状に合わせてドクターが施術をアレンジ

はじめはドクターの問診です。普段の生活習慣や体の不調を伝えて、体重測定、脈診を終えると施術内容をアレンジしてくれます。ドクターの感じがとても良くて、緊張がほぐれました。ちなみに、女性患者には女性のドクターとスタッフ、男性には男性をつけてくれます。施術はというと、頑固な便秘を訴えた私の場合、朝、優しいヨガのあと自室にてマッドパックという冷たい泥のパックをお腹にのせて15分ほど。まずはお腹を冷やすんですね。その後、ヒップバスに浸かってお腹を温めます。なるほど温度差攻撃ですか。その後、お腹と背中のマッサージ。お腹がブツブツ言ってきましたよ。最後は寝湯に浸かって朝の部は終了。

マッサージと入浴でリフレッシュ

午後は、マッドパックとヒップバスまでは同じですが、そのあとは全身マッサージとスチームバス。マッサージはヒンディー語オンリーの恰幅のいい地元のおばちゃんがしてくれるのですが、かなり豪快ながらちゃんとツボはおさえていて本当に気持ちいい。うっとりするようなサービスは受けられませんが、半端なおしゃれマッサージよりよっぽどいいと思いました。ちなみに私は効果てきめんで翌朝スッキリ。症状や滞在期間によっては、浣腸や断食もあるようです。ガンジス川の神聖な空気を吸いながら、ゆっくり優しく体の波長を整えられるクリニック。リシュケシュにしばらく滞在するならぜひ行ってみてください。

関連情報

●パラマータ・ナチュラキュア&ヨガセンター(Parmarth Nature Cure & Yoga Centre)
URL:www.parmarthnaturecure.com
料金:Rs.1000/1泊