- 鈴木千晶
- インド(ベナレス)在住。旅行で訪れたインドに魅了され早10数年。2001年にヒンディー語留学の為渡印。現在はガンジス河のほとりベナレスで日本語教師・ライターの仕事をこなしつつ、日印交流の為日々奮闘中。インド観光情報はもちろんのこと生活・文化についても発信していきます。
出発エリアをに変更しました。
クッション・カバー、バッグ、Tシャツなどが多数取りそろえられた店内。うーん、あれもこれも欲しくなってきます!
インドのベナレスには、数多くのお土産物屋があります。ベナレス名産のシルクショール、インド風な雑貨など、目に付くどのお店でも扱っていますが、なんだかどうにもセンスが悪い…。安いのはいいのですが、どれもこれもピンと来ない……。良い品物がなかなか見つからないときは、まっすぐオープン・ハンド(Open Hand)へ行ってください。インテリア・グッズ、ファブリック、ショール、アクセサリーなど、さまざまなインド・グッズに出会えるセレクト・ショップです。
モダンなソファに素朴な雰囲気のカーペット、オリエンタルなカーテンがしっくりとマッチ。カーテンは380ルピー(約1100円)ぐらいから
実はこのお店は、南アフリカ人の女性がオーナー。さすが、外国人好みのセンスの品揃え!ベナレスシルクのベッドカバー、ジャイプールの陶器、面白いところでは、北東インドのナガランドのクッションカバーなど、インド各地からセレクトされた商品がずらりと取りそろえられています。店内は、古いインドの家がオリエンタル・モダンな雰囲気で改装されており、センスの良い友人の家に遊びに来たような気分!インテリア作りの参考になるようなディスプレイがほどこされています。
チーズ・ケーキ(56ルピー、約160円)とカプチーノ(42ルピー、約120円)。欧米サイズのボリュームで大満足!
オープン・ハンドはカフェも併設されており、店内で飲み物、ケーキ、軽食などを楽しむこともできます。エスプレッソやカプチーノなど定番のドリンクはもちろんですが、おすすめは南アフリカ産のルイボス・ティー(35ルピー、約100円)。赤い色が鮮やかな味わいすっきりのハーブ・ティーです。ケーキでは、From Guy With Loveという名前のチーズケーキがおすすめ。インド産のヨーグルトから作られた甘酸っぱいピュアな味わいのチーズケーキです。その他チョコレート・ケーキ、マフィン、ブレッド・ロールなども楽しめます!
テラス席もあります。下を見下ろすと牛がモ〜。下界との違いを楽しみつつ、カフェできますよ!?
ベナレスといえばそのインド臭いカオスが魅力なのですが、やっぱり日本人旅行者にとっては刺激が強すぎて少し疲れる時もあると思います。「ベナレスの喧騒に疲れたら…どうぞ、オープン・ハンドショップ&カフェで束の間の休息をお楽しみください」とお店のチラシに書かれている通り、ここは在住の外国人達にとってもオアシスのような存在。大切な人へのプレゼントやお土産なども、ここで買えば安心です。おいしいお茶とケーキを楽しみながら、ゆっくりと素敵なインド・グッズを選んでください!
この看板が目印。門を入って左側の階段をあがってください。お店は2階です
■Open Hand (オープン・ハンド)
住所:B1/128-3,Dumraun Bagh Colony, Assi, Benares
アクセス:アッシー交差点をガンジス河方面に向かい、一つ目の角を右に曲がると左側にあります。交差点からは徒歩3分。
電話番号:91-542-2369-751
営業時間:8時半から20時まで
定休日:日曜日
商品情報:クッション・カバー140ルピー(約400円)から
シルクスカーフ300ルピー(約870円)からなど
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/10/11)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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