- 鈴木千晶
- インド(ベナレス)在住。旅行で訪れたインドに魅了され早10数年。2001年にヒンディー語留学の為渡印。現在はガンジス河のほとりベナレスで日本語教師・ライターの仕事をこなしつつ、日印交流の為日々奮闘中。インド観光情報はもちろんのこと生活・文化についても発信していきます。
出発エリアをに変更しました。
心地のよいクッションに座りながら、ガンジス河をながめてください!
ベナレスの最大の魅力は何といってもガンジス河。ベナレス観光のポイントは、ガンジス河をいかに楽しむかにあります。ボートからサンライズやサンセットを楽しんだり、ガートを散策したり、時には沐浴してみたり。朝から晩まで輝きを変えていくガンジス河は、一日中見ていても飽きることがありません。ロータスラウンジは、そんなガンジス河のビューを存分に楽しみながら、食事ができるオープンエアレストラン。ガンジス河沿いの高台にあるので、ながめの美しさはとにかく最高です!
南の島のリゾートのよう。いえいえ、ここはガンジス河沿いですよ!
3年程前にできたロータスラウンジは、実はドイツ人の女性がオーナー。なるほど、レストランの内装やメニューなど、インドとは一味違うセンスがそこここに感じられます。メニューは、グリルドチキンやパスタなどのコンチネンタル料理がメイン。グリルドチキン(130ルピー:約390円)はフライドポテトやサラダもついてボリューム満点! レッドココナッツタイカレー(100ルピー:約300円)、インドネシアンサテ・セット(130ルピー:約390円)などのアジアンフードも食べられます。チベット風ぎょうざのモモ(60ルピー:約180円)なども試してみてはいかがでしょうか。
見た目もさわやかなラビオリオレンジバターソースがけ。フレッシュな味わいが、口の中に広がります。
どの料理もおいしいのですが、わたしのおすすめはラビオリのオレンジバターソースがけ(90ルピー:約270円)。ほうれん草とカシューナッツのラビオリはそれだけで食べても十分においしいのですが、甘酸っぱいオレンジソースとのコンビネーションが絶妙! ヨーロッパの旅行者にも人気の一品だそう。カプチーノ(40ルピー:約120円)、チャーイ(15ルピー:約45円)などの飲み物メニューや、ケーキ(40ルピーから:約120円)などもそろっていますので、お茶をしに訪れても十分に楽しめます。
遠くまでガンジス河を見渡せます。夜は夜ですてきですよ!
ガンジス河沿いにあって、雰囲気のいいレストランは案外少ないので、ここは貴重な存在。料理のおいしさと、ながめの良さで、ロータスラウンジはいつもたくさんの旅行者でにぎわっています。お店のカードには「ベナレスのピースフルオアシス」と書かれていますが、まさにその通り。ピースな雰囲気でガンジス河とおいしいコンチネンタル料理を楽しみたかったら、ここロータスラウンジで決まり! ガンジス河からの風に吹かれて、おいしい料理をぜひ堪能してください。
この看板が目印
■ロータスラウンジ(Lotus Lounge)
アクセス:ダシャーシュワメード・ガートからアッシーガート方面に河沿いのガートを歩き約15分。右上方に看板が見えます。
住所:D.14/27, Mansarowar Ghat, Varanasi-221001
電話番号:+91-(0)9838567717
営業時間:8時〜22時
定休日:無休
備考:5月、6月、7月は酷暑のためクローズします
※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/02/06)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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