いつ来るのかと待ちくたびれる

さて、ベナレスのホームで待つこと4時間。アナウンスはたまにあるのですが、よく聞き取れません。人がたくさん待っていますが、同じ列車に乗るのかさえもわかりません。列車がホームに入ってきて「この列車か」と聞くと、「NO!」と言われます。何とか同じ列車に乗るインド人家族を見つけ、その動きが見える位置で待ちます。いつ来るのかわからないので、ご飯を食べたり、トイレに行ったりするのも気がかりです。

鉄道でのトラブル・遅延編 インドの夜行列車で(後編) 鉄道でのトラブル・遅延編 インドの夜行列車で(後編)

ホームを行ったり来たり

アナウンスが入り、そのインド人家族が急いで動き始めました。どうやらホームが変わったようです。人々の大移動が始まり、こちらも遅れじと階段を上って反対側のホームへ行きます。そこで待つことさらに1時間。またアナウンスがあり、今度は人々はもといたホームへと移動し始めます。こちらもあわててそれについて行きました。「今頃は列車の中で寝ているはずなのに」と、真っ暗な中、ただただ待つのはなかなかしんどいものです。結局、20時発の列車が来たのは、深夜2時半でした。

列車が遅れると寝不足になる夜行列車

二度目は数年後、やはりベナレスの駅でした。そしてやはり列車はまた6時間遅れでやってきました。この時はホームに列車を待つ日本人が数人いたので、交替で荷物を見てトイレに行くことができました。そんな訳で、終点のコルカタに着くのが時間通りなら朝6時とかちょうどいい時間なのですが、最終的には午後2時頃着となりました。そのため深夜2時過ぎに乗ってすぐに寝ても、朝7時ごろにはシーツを片付けにくる車掌に起こされてしまい、睡眠不足になりました。これはホームでの待ち疲れに追い討ちをかけられるようで、かなりしんどいものでした。

常識が通じないインドの鉄道?

ということで、私はインドで鉄道を使うときは、なるべく始発列車に乗るようにしています。始発なら出発時間はまず遅れません。いやインドの列車は、遅れるときは遅れるくせに、早いときは時間よりも早く出てしまうこともあるのです(2分ぐらいは平気で時間より早く出ます)。いやはや恐るべきインド。しかしそれも旅。外国に来ている醍醐味を味合わせてくれるのも、インドの鉄道の旅なのです。