インドの三大祭りとは?

13億人あまりの人々が住む大国、インド。インドは「宗教の国」とも言われ、宗教行事が人々の生活に根ざしています。そのインドで「三大祭り」と言われているのが、「ホーリー」、「ダシャラー」、「ディワーリー」です。これらの祭りは、毎年日にちが変わる移動祝祭日ですが、今回は2016年の日取りが発表になったようなので、それぞれがどんな祭りなのか簡単に紹介して行きましょう。インド旅行のプランニングの参考になるかもしれません。

2016年世界のイベント〜ホーリー、ダシャラー、ディワーリー。インド三大祭りに行ってみよう 2016年世界のイベント〜ホーリー、ダシャラー、ディワーリー。インド三大祭りに行ってみよう

色水をかけ合って春の訪れを祝う「ホーリー」

まず、毎年春に行われるのが、日本でも有名な「ホーリー」です。色の付いた水をお互いにかけ合って、人々が色水まみれになる画像や映像を見たことがある人もいるでしょう。行われる時季は3月ぐらいで、2016年は3月24日になっています。日本ではちょうど大学生の春休みシーズンなので、「ホーリーに参加した」という人の話もよく聞きます。この日はカーストの差に関係ない“無礼講”となり、人々は町に繰り出して色水や色のついた粉をかけ合います。注意点としては、町によってはかなりエキサイトするので(とくにバラナシなど北部の町)、女性ひとりで町に出るのが危険なこともあります。心配なら、水かけは正午までと決まっているので、午前中はホテル内で大人しくしているのがいいでしょう。

人形を焼いたり川に流したりして祝う「ダシャラー」

三大祭りの中でも、一番長い期間に渡るのが「ダシャラー」です。これも毎年9月か10月に行われる移動祝祭日で、2016年は10月11日。しかしだいたいその前後10日間ぐらいにわたって行われます。祭りそのものは地域差があり、北インドでは叙事詩「ラーマヤーナ」の舞台が演じられ、最終日にラーマ王子と戦った魔王ラーヴァナの人形が焼かれます。東インドでは、「ドゥルガー・プージャ」ともいわれ、女神のドゥルガーが悪魔を倒したことを祝い、最終日に紙で作ったドゥルガー像を川に流します。

光が町を彩るインドの新年「ディワーリー」

最後の「ディワーリー」は、前期のダシャラーの後、3週間ぐらいしたら行われるもので、2016年は10月30日です。これはヒンドゥー教の新年と言われる「光の祭り」で、富と幸運の女神ラクシュミーに捧げて家の戸口にロウソクを灯し、町は電飾で飾られます。爆竹や花火が各地で行われ、町は大変にぎやかになります。また、この期間に買い物をすると縁起がいいとされているので、ショッピングも盛んです。ただし、役所や会社は前後5〜6日間ほど休みになってしまうので、旅行者は注意が必要です。また、この前後は帰省するインド人が多いので、国内線の飛行機や、鉄道、バスは大混雑。この時期に旅行を考えている人は、ご注意下さい。