仕事で行ったジャカルタで、空き時間を利用して観光

インドネシアの首都ジャカルタは大都市ですが、観光的にはあまり見るべき所は少ないです。町の歴史自体はそこそこ古いのですが、他のアジアの諸都市同様、古い街並は壊され、新しい建物が次々と建てられてきました。とはいえ、「仕事でジャカルタに行くので、ついでに観光したい」という人もいるでしょう。そんな人におすすめなのが、ジャカルタの現地発ツアーの利用です。少し空いた時間を利用して、半日、あるいは1日あれば、滞在先のホテル発着で出かけることができるからです。

出張や短期滞在の合間に現地発ツアーに参加してみよう ジャカルタ編(前編) 出張や短期滞在の合間に現地発ツアーに参加してみよう ジャカルタ編(前編)

英語ツアーと日本語ツアーがある

外国人向けのジャカルタ発のツアーは、大きく分けると2種類。ひとつは日本人向けに日本語ガイドが同行するツアー。もうひとつはそれ以外の外国人、つまり英語ガイドが付くツアーですね。共に最少催行2名からの、チャーターが基本のようなツアーです。観光地のバリ島のように人が集まらない分、料金は高くなっています。しかし物価の安いインドネシアなので、日本から行けば「まあ、こんな感じかな」という料金かもしれません。日本語ガイドが付くほうが英語ツアーよりも高いのは他の国と同じで、料金が倍ぐらい違うこともあります。

どんな市内観光ツアーがあるの?

おもなジャカルタの見どころを回る「ジャカルタ半日ツアー」を例にとってみましょう。国立博物館、独立記念塔(モナス)、昔ながらの木造船が停泊している「スンダクラパ港」、大統領官邸(外観のみ)の4か所で所要約4時間。最少催行2名で、日本円に換算すると英語ツアーの場合が3500 円から、日本語ツアーだと7000円からという感じです。この半日ツアーにインドネシア各地の文化を再現したテーマパークの「タマン・ミニ・インドネシア・インダー」を加えた1日ツアーもあり、こちらは英語ツアーが4500円から、日本語ツアーが12000円からぐらいの料金設定になっています。

植民地時代の古きジャカルタを回る半日ツアーも

そのほかには、ジャカルタ北部のかつてのバタビア旧市街を回る半日ツアーもあります、これはコタ駅近くにあるオランダ時代の建物を改装した「ジャカルタ歴史博物館」、伝統的な影絵人形や操り人形を展示した「ワヤン博物館」、オランダの雰囲気を感じる「跳ね橋」、かつての東インド会社の香料倉庫にある「海洋博物館」、庶民の活気にあふれた「パサール・イカン(魚市場)」などを回るものです。昔は治安が悪いと言われた地域ですが、今では再開発も進み、ツアーでなくても行けます。それでも、下町をひとりで歩くのは怖い、という方は利用しがいがあるかもしれません。ツアー料金は、上記半日ツアーと同価格ぐらいです。(後編に続く)