かつては“事件”もあったジャカルタのタクシー

十年以上前、ジャカルタの日本人駐在員がお酒を飲んだ帰りにタクシーに乗り、どこかへ連れて行かれて殺されてしまうという事件がありました。今ではそんなニュースはまず聞きませんが、夜遅い時間帯にタクシーを拾う場合は、必ずお店で呼んでもらうなど、身元の知れたタクシーに乗るようにしましょう。そこまでのことはなくても、「遠回りされた」「お釣りをよこさない」ということは今でも時々あります。さて、ジャカルタのタクシーについての後半は、「失敗しないためのタクシー会社選び」です。

ジャカルタ滞在中にタクシーに乗るなら 旅行者に役立つタクシー選び(後編) ジャカルタ滞在中にタクシーに乗るなら 旅行者に役立つタクシー選び(後編)

信頼度が高いブルーバードタクシー

数あるタクシー会社の中で、もっとも定評があるのが「ブルーバードBluebird」グループのタクシーでしょう。青い車体に鳥のマークが目印で、駐在員ばかりではなく、地元のジャカルタっ子もまずはここをすすめます。日本大使館がホームページで勧めるほか、高級ホテルで待機しているメータータクシーもたいていブルーバード社のものですね。いくつかのブランドがあり、一般的なブルーバードのほか「プスカpuska」もほぼ同じ車体とデザインで見分けがつかないですね。また黒塗りのベンツなど車体で高級感を出した「シルバーバード」というブランドもあります。

スペシャル感は薄れてきたが…

ブルーバードグループのタクシーは大手という安心感もありますが、運転手もソフトな人が多く、また英語が話せる運転手にあたる確率も高いです。車内もきれいに保たれ、冷房が壊れているということもあまりないでしょう(笑)。私の印象もかなり良く、前は「乗るならブルーバード」と選んで乗っていました。しかし最近は台数が増えてスペシャル感がなくなり、ブルーバードでも“いまいち”の運転手にあたることが出てきました。ブルーバードの次に人気が、白い車体の「エクスプレスExpress」です。これも比較的、外れが少ないほうですね。

自分でルートを予習してトラブルを避ける

かといって、他のタクシー会社がダメということはないのですが、時として「道を知らない」「遠回りをする」「お釣りがないと言い張る」ということがあります。「道を知らない」はタクシー運転手には地方出身者が多く、ジャカルタの土地に慣れていないということもあります。そのため、時として「遠回り」するということにもつながります。また、渋滞時間には混んでいる道を迂回するため、仕方なく「遠回り」することもあるでしょう。どちらにせよ運転手任せではなく、こちらも地図を見るなりGPSを起動するなりしておいたほうがいいでしようね。基本的にはジャカルタのタクシーは、安全な乗り物なほうだと私は思います。