運賃の支払い方法が変更に

以前、このたびナレでジャカルタ市内の専用レーンを走るバス「トランスジャカルタ」について書きました。基本的な説明は、その記事「ジャカルタで渋滞を回避できる乗り物とは? 専用レーンを走るバスのトランスジャカルタ」を参照いただくとして、今回はその後、2014年の半ばからその乗車システムが変わったことを述べたいと思います。また、このバスが導入されて10年たったので、その現在の様子も紹介しましょう。

ジャカルタ市内を走る便利なバス、トランスジャカルタ。2014年に乗車システムが変更! ジャカルタ市内を走る便利なバス、トランスジャカルタ。2014年に乗車システムが変更!

乗車券はプリペイド式磁気カードに統一

このトランスジャカルタ(現地では“バスウエイ”のほうが通りがいい)、それまでも定期券のようなプリペイド型のカードがあったのですが、一回乗車のチケットも販売しており、数日しか滞在しない旅行者はそれを使っていました。それが2014年末より廃止になり、プリペイド式磁気カードの乗車のみになりました。乗客は最初に最低4万ルピア(約400円)のカードを購入しなくてはなりません。このカード代は、カードそのものが2万ルピア、チャージされる乗車料金が最低2万ルピアからという内訳になっています。一回の乗車運賃が3500ルピア(約35円)なので、最初のチャージで少なくとも5回は乗れることになります。足りなくなれば、窓口でリチャージするというシステムです。

使い切らない場合は損だが、それでも利点はある

このカードは旅行者でも買えるのですが、1回乗っても5回乗っても最初に4万ルピアかかってしまうので、ジャカルタに1〜2日しか滞在しない観光客にとっては、かなり不利な条件です。前なら2回乗っても7千ルピア(約70円)ですんでいたのですから。しかもカード代はデポジットではないので、発行料の2万ルピアはどうしても最初にかかってしまいます。それでも渋滞が当たり前のジャカルタでは、専用レーンを走るこのトランスジャカルタは使い手があります。タクシーの方が楽ですが、渋滞にはまって動けない時もありますからね。あと不便と言えば、このカードのチャージが、窓口だけで行われていることです(自動チャージ機はない)。そのため、通勤タイムの窓口はチャージを待つ人の長い列ができることもあります。

男性は、車内で座る座席に注意しましょう

あと変わったのは、このトランスジャカルタのみが走れた専用レーンに、現在では一部の民間のバスが乗り入れできるようになったことでしょう。これはトランスジャカルタとは異なるデザインの青色の車体のバスで、行き先表示の下にインドネシア語で「VIA JALUR BUSWAY(バスウエイ経由)」と書かれています。うっかりこのバスに乗ってしまうと、別料金がかかってしまうのでご注意を。ただこのバスは、トランスジャカルタが結んでいない路線を走るので、うまく使えば利用しがいがあります。それとトランスジャカルタ、先頭の乗車口は女性専用で、前の方の座席も女性専用です。男性の方、うっかり座ってしまわないように!(私は座ってしまい、係員に注意されてしまいました…)。