古都ジョクジャカルタは魅力いっぱい

インドネシアと言えば、もっとも知られているのがバリ島でしょう。次に首都のジャカルタでしょうか? 3番目くらいに顔を出すのが今回ご紹介したい古都、ジョクジャカルタです。バリからは飛行機で1時間半、ジャカルタからなら1時間少々、双方とも格安チケットで片道5000円以下と決して高くありません。ジョクジャカルタには、いまでもかつてのハメンクブウォノ朝第10世スルタン王のスリ・スルタン・ハメンクブウォノ氏がおられ、州知事をつとめておられます。彼の家である王宮(クラトン)の一部が公開されており、観光スポットになっています。ここでの必見は魔除けの神「カーラ」でしょう。日本の獅子舞の顔に似ています。恐ろしげながら愛嬌たっぷり。このカーラ、近郊の世界遺産ボロブドゥールの彫刻の中にも見られます。

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ジョクジャカルタから世界遺産へ

ジョクジャカルタには、クーラー付きのバス「トランス・ジョクジャ」が全部で8路線走っており、観光にとても便利です。ボロブドゥールに行く場合、市内中心のマリオボロから紫色路線の3Aに乗り、Wisata Kratonで2Bに、Jombolで一般のバスに乗り換えます。トランス・ジョクジャ内の乗り換えは無料です。空港からマリオボロまでは1A、世界遺産のプランバナン寺院群に行くにもこのバスで直行できます。日本人には、ボロブドゥールのほうが人気ですが、整備され過ぎたきらいがあり、個人的にはプランバナンのヒンドゥー寺院群のほうがおすすめです。壮大な敷地の中にそびえ立つ炎のようなかたちの建物群は圧巻、建物にほどこされたレリーフがすばらしいです。写真タイムは夕方。2006年のジャワ中部地震で壊滅的な被害を受け、一部修復しましたが、本格的な修復が待たれるところです。

ジョクジャカルタでジャワ文化に浸る

ジョクジャカルタは、世界遺産を二つも擁しているのです。それだけで凄い町ですね。都というのは、世界中どこでも、製造業やそれにまつわる文化が発達しています。ここでも、バティック(ロウケツ染め)や銀製品の製造、販売店が多くありますし、夜には影絵芝居の「ワヤン・クリッ」が楽しめます。大学の町としても有名で、物価が安いことでも知られています。屋台でなら1食100円以下。インドネシア名物の「アヤム・ゴリン」(フライドチキン)のチェーン店の元祖「Suharti」もこの地あります。文句なしにうまいです。エステも2時間で1000円くらいから。安宿から高級ホテルまで充実し、バリ島旅行の間でも、ショッピングと観光に、プラッと訪れてみたいですね。文化の香りがします。ちなみに「ジョクジャカルタ」とは「平和の町」の意味。京都と姉妹都市関係を結んでいます。