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釜山の金井山城で、郷土料理の黒ヤギ肉をたっぷり食べよう! おすすめは「山城チャンニョンチプ」


掲載日:2018/11/20 テーマ:グルメ 行き先: 韓国 / 東來(トンネ)

タグ: スパイシー料理 珍しい 肉料理


釜山で山の幸? それなら「黒ヤギ肉」です!

真ん中が目当ての黒ヤギ肉ですが、周りのおかずも最高! 真ん中が目当ての黒ヤギ肉ですが、周りのおかずも最高!

海だけでなく、山の幸も豊富な釜山。北部の金井山城周辺では、黒ヤギの肉が名物なんです。1960年代から、金井山城エリアで黒ヤギが飼育されるようになり、今では、このエリアに120軒以上の黒ヤギ料理のレストランがあると言われています。これらのレストランは、金井山城の山道を歩くハイキング客がハイキングの帰りに立ち寄るには好都合です。しかし、釜山中心部から向かうには交通の便がやや悪いので、タクシーで行くのがいいでしょう。地下鉄1号線「温泉場」駅からなら、タクシーで20分ほどですよ。

自家栽培の野菜は、甘みが濃くて最高です

「こんなに食べられっこない!」と思ったのに、気がつけば最初に食べきったのがこれです 「こんなに食べられっこない!」と思ったのに、気がつけば最初に食べきったのがこれです

私も、タクシーで黒ヤギ料理レストランの「山城チャンニョンチプ」へ行ってみました。このお店は、レストランのすぐそばの畑で、無農薬有機栽培の野菜を作っています。そのためか、メインのお肉とともにたっぷり出される野菜のパンチャン(おかず)が、どれも味が濃くておいしいんです。とりわけ白菜のコチュジャン和えは、キムチとまた違ったフレッシュな白菜の歯触りのよさに驚きました。真っ赤なので見た目は辛そうですが、サッと和えただけなので辛味は強くなく、サラダのように食べられます!

プロが焼き上げてくれたお肉を、テーブルに運んでくれます

写真を見ているだけでも、おいしさを思い出してうっとり 写真を見ているだけでも、おいしさを思い出してうっとり

さて、メインの黒ヤギのプルコギは、炭火焼きのため肉の表面が香ばしく、弾む歯ごたえです。特有のクセもなく、誰でも食べやすい味です。肉のクセを感じさせないためには、よほど新鮮な肉を使うことが肝心。さらに、肉の臭み消しとして漢方(韓方)薬も使っているそうです。牛肉のプルコギに慣れていると、より肉の赤身がしっかりしていて野性味を感じられると思います。こちらの黒ヤギプルコギは3万5000ウォン(約3500円)ですが、ひとりの場合は分量を少なくしても注文できますよ。

味がよくて、雰囲気もいいのが名店ですよね

これはこの辺りで名物の東莱パジョン(チヂミのようなもの) これはこの辺りで名物の東莱パジョン(チヂミのようなもの)

このお店で印象に残ったのは、もちろん料理の味のよさですが、それと同じくらい、明るくてよく働く従業員のみなさんの様子でした。日本語は通じませんが、こちらが何を言ってもケラケラとよく笑うおかあさんたち。ついつられて笑い合っているうちに、なんとなく伝わっているといった感じです。厨房は広々してオープンな雰囲気で、これならおかあさんたちも働きやすいだろうと思われました。また、日本語会話はできなくても、メニューには日本語が書かれているので安心してください。

メニューの文章も読んでみてください

日本語メニューで安心。パジョンは「長ネギチヂミ」と書いてあります 日本語メニューで安心。パジョンは「長ネギチヂミ」と書いてあります

メニューには、「食文化の改善のためにバランスのよい献立を実践しています。」と書かれたページがあります。「食べ残しを減らすために、適量を提供します。」「生ゴミは正しく処理しています。」「衛生的な容器を備えていますので、残った物はお持ち帰りすることをおすすめします。」などとありました。こう言っては何ですが、このような山奥に来て、こんなにきちんとした経営理念が(しかもしっかりした日本語でも)書かれていたのは、思いもしなかったことでした。日本のネット情報では、まださほど取り上げられていないレストランですが、味のよさと雰囲気のよさ、そしてご主人の志を感じられる名店です。釜山市郷土料理店にも指定されている「山城チャンニョンチプ」へ、ぜひ行ってみてくださいね。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/11/20)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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